木を植える青年中渓宏一さんに出会い、山尾三省を知る

2007年10月23日 14時47分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

だから「出会い」はおもしろい

「彼」と出会ったのは、10月13日、都心河川フォーラム2007※が開かれた法政大学外濠校舎でした。彼の名は中渓(ナカタニ)宏一さん。
「私は、宗谷から与那国島まで歩いて木を植えています。屋久島に山尾三省さんという詩人がいらして、この方は癌で亡くなられてしまったのですが、家族への3つの遺言の1つに、自分の生まれ故郷の神田川の水を再び飲める水にすること、というのがあります。みなさんにお伝えしたくてきました。私は今度八ツ場(やんば。首都圏の住民の飲み水確保のため、群馬県川原湯温泉がダムの底に沈む)に木を植えに行きます」と発言をした後、疾風のように去って行ってしまいました。
翌日、環境博で八ツ場の活動を支えている方に会ったので、彼のことを伝えましたら「そうそう、彼は杉並にも木を植えたいと言っているようだよ」と。で、つてを辿って、辿って、やっと中渓さんと連絡がとれました。中渓さんは「山尾さんが神田川を飲める水にする、とおっしゃっていたので是非」ということで9日に川の脇にある区の公園に植えることになりました。椎、タブ、樫の木のうちから何本か植えます。みんな大きくなる木ですが非常にゆっくりゆっくりと大きくなるうえ、防火の役目もする木です。みんなで育てて欲しい、とおっしゃっていました。子どもたちと一緒に植えられたら、と思っています。
※都心河川フォーラム2007—いつもは「神田川サミット」なのですが、今回は新宿から東京湾までを対象エリアとしまして、法政大学大学院エコ地域デザイン研究所と江戸東京の川再発見実行委員会と私が所属する神田川ネットワークの3者で実行委員会をつくり開催したものです。テーマは「つくる、つなぐ、しる」
<おまけ>
私は人見知りです。でも人と出会うのが好きです。今回もこうやって素敵な人に出会うことができました。出会いじゃなく追っかけだったかな?しかし、なぜ中渓さんを追いかけたのだろうか。別に木を一人で植えたってよかったのに。そうだ!みんなで神田川の傍に木を植えたかったのかも。

<写真>中渓さんに出会った第2分科会で。神田川ネットワークの活動を報告する。