プラ製容器包装の資源化処理施設を視察

2007年12月16日 15時59分 | カテゴリー: リユース・リデュース・リサイクル & 廃棄物

Dランクの道は近く、Aランクの道は遠い?

パッカー車で運ばれてきたプラスチック製容器包装材がベルトコンベアー前に山積みにされ、手選別でベルトコンベアーに乗せていきます<写真>。はじくのは、食品などの汚れが付着しているもの、プラスチック製容器包装材ではないもの。
板橋区船渡にある新日本製鐵株式会社鋼管事業部東京製造所を、清掃・リサイクル対策特別委員会の視察で訪ねました。杉並区から排出されたプラスチック製容器包装材の資源化処理現場を視るのが目的です。
来年4月から区全域で、プラ製容器包装を資源として回収します。これまで家庭から不燃ごみとして出されていたプラスチックごみを資源物と可燃ごみに分けて出すことになります。各地域で説明会が開かれていますが、みなさんは参加されましたか。
          プラスチックごみ
          (これまで不燃ごみ)   
           ↓          ↓  
          資 源           可燃ごみ
(プラと書かれてある容器包装材)(左記以外のプラスチック)

 現在9人で行っているこの手選別を以前は3人で行っていたこともあり、汚れが残ったものや危険物(かみそり、ライター、スプレー缶、電球など)を取り除くことができきれず、Dランク(再検査)になる率が高かったとのこと。
家庭から出す時にきちんと分けられていることが大事です。汚れが取れないものは可燃ごみへ。そうでないと一緒に集めたプラ全部に汚れが回ってしまい、資源にならなくなってしまいます。また、汚れがあると夏場はかなりの悪臭を放ち、手選別している方の労働環境の悪化につながります。この施設に中野区のプラも搬入されていたこともあり、杉並区のものと比べて質はどうか、という質問に「中野区の方が質はよかったです」と。この答えに委員、行政メンバー一同ガッカリ。中野区は汚れたものや指定以外の混入物があると回収せず、置いていくというせいもありますが、杉並区民もきっちりと資源を出していくことが必要だと改めて思いました。
それにしても、この圧縮・梱包・保管に区は委託料を払っているわけで容器包装の排出量を少なくしていかねばならないのは当然のことです。引き続き、製造者責任を求めていく活動をしていきます。
<写真左下>中央に見えるスプレー缶。これでこの束(ベール)はDランクになる。<写真右下>手選別ではじかれたもの。缶、アルミホイル、汚れがついたまま出された袋が見えます。重量比で全体量の6〜7%がはじかれ、杉並に戻される。杉並区へのペナルティはない。区民のモラルがこの袋から透けて見える〜。