21世紀は「すき間を増やす」時代に

2008年4月13日 23時22分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

「外濠から見た水の東京展」のシンポジウムがあり、行ってきました。サブタイトルは「歴史・エコ廻廊をめざして」。エコヒストリー(環境と歴史)という視点に基づいた地域再生のシンポジウムでした。

法政大学市ヶ谷キャンパス前の外濠は江戸時代からある歴史的水辺です。また、国分寺崖線、野川、日野の用水、神田川、江東区の水面下の暮らしと舟運等、歴史的背景を踏まえた水辺の研究発表でしたが、改めて東京が「水の都市」であることを思いました。

法政大学エコ地域デザイン研究所の主催で、所長の陣内秀信さんをはじめとする教授陣、研究員からの報告はとても身近な河川・水辺のお話しでとても興味深いものがありました。
なかでも、『20世紀はすき間を「埋める」時代だったが、21世紀はすき間を「ふやす」時代になる』という言葉には、納得。
人口減少、住居が選別され淘汰の時代に入る、地球環境問題への備えなどから空家や廃校など“空地”が多発する時代になる、というものです。
どういう形の「空地」を未来の住民のためにつくりだすのか。学ぶべきは歴史にある、というものでした。

今日は、汗ばむ陽気になった昨日とはうって変わって雨模様の寒い一日でした。ボアソナードタワー26階の会場から見た外濠。中央線は全部が新型車両になるため、オレンジ色の電車ともあと数週間でお別れです。記念に写真を撮ってきました。