地下ダムを持つ宮古島は、渇水知らず

2008年5月5日 11時52分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

東京でも雨が降ったら溜・め・る

これから雨の季節がやってきます。
恵みの雨のはずですが、近頃雨の降り方も変わってきています。
今年はもうすでに、平年の雨量を超えて降っているとのこと。なのに、都会は低湿度に悩んでいる。THE NIKKEIMAGAZINE(私が結構気に入っている日経新聞のオマケ)にも先日「東京の砂漠化」の記事が出ていました。いつもの話で耳タコの方もいらっしゃると思いますが、保湿剤入りの化粧品が売れているのがその証拠。都会に住む私たちは、雨天時、雨水だけでなく下水も河川に流しています。雨水は地面にしみ込ませる、タンクに溜めて生活用水に使う。そのためには地域に雨水を溜め込む地域ダムのしくみが必要です。雨水を溜めて使っている宮古島を訪ねました。

宮古島はさんご礁でできている島。雨は地中に浸透しても溜め込むことができず、すべて海に流れ出てしまうという話を聞きました。
宮古島では地下ダムをつくって水を溜め込むしくみをつくっています。沖縄本島などが渇水になっても、宮古島は渇水知らず。
飲料水、農業用水、全部地下ダムの水を使っています。

宮古島の産業は、牛を売る(生後9ヶ月の牛を売る)、タバコの葉、サトウキビが主な収益を上げる産業です。タバコの葉、サトウキビは国の指示で栽培しているとか。
外国ではすでにサトウキビがバイオ燃料になっています。人間の口に入るためのものが燃料にまわされ、挙句の果てに投機の材料にもなってきているわけで、島の農業のあり方も変わるのでは…と島の人たちは心配しています。
島中のサトウキビとタバコの葉が、そして島の人々の心が、ざわわ、ざわわ・・・と。