消防操法はお点前のよう

2008年5月18日 23時41分 | カテゴリー: 市橋あや子は考える

初期消火は消防団にかかっている

5人1組になり、ホースをつなぎ、的に放水する。この動作を審査する会が消防操法審査会です。初めて見学に行きました。
安全性、正確性、迅速性、点検動作など6項目が審査されます。
杉並消防署エリア(区東部)9つの消防団が腕を競いました。

行うことはみな同じ。
整列、点呼後、放水班と給水班に分かれる。
放水班は、ノズルやホースを背負って消火目標物に向かって走る→巻いてあるホースを転がして解く→第1ホースと第2ホースをジョイントしてノズルを取り付ける
給水班は、水槽にホースの先端を入れてモーターを動かし水をくみ上げる
これらが同時進行で行われ、目標物に放水する構えをすると水が出る、といった一連の流れの中で行われます。
お点前みたいに無駄な動きがありません。(たとえが変かな?)ノズルを構えた途端に水が出たチームが1つありました。お見事。

昨年、杉並消防署管内で65件の火災があり、延焼は12件だったそうです。1月24日にパールセンターで起きた火災も、日ごろのアーケードの開閉訓練と消防車が到着するまでの初期消火のおかげで延焼せずに済んだ、と火災後伺った商店の方々が口をそろえておっしゃっていました。
60年以上の活動の歴史がある消防団は、火災だけでなく、水害、震災の時も活躍します。日ごろの訓練あっての賜物ですね。よく路地裏での訓練風景をよく見かけますが、その成果をお披露目するのがこの審査会であることがわかりました。

2日にミャンマーを襲ったサイクロン、12日に四川省を襲った大地震などからもわかるように、地域の迅速な救助活動が求められる、といった内容の来賓挨拶が相次ぎました。いつ自然災害が起きるかわかりません。
行政ができることは、援助所が設置されてからのことです。そこにたどり着くまでは自分の身は自分で守らなければなりません。日ごろの備えはできていますか?

「3日間の聖火リレー中止」のニュースを聞き、逆にビックリ!同じ国内で大災害が起きているのに粛々と聖火リレーが行われていた?!異議を唱える人はいなかったのでしょうか?「多くの犠牲者が出ているのだから聖火運んでいる場合場合じゃない!」と。国内に向けても徹底的に情報不足。救助よりもオリンピック大事?