62年前の計画「補助132号線」のあり方を考える

2009年3月31日 02時19分 | カテゴリー: 市民参加のまちづくり

住民の声を聞いて計画がつくられるのではないのですか

62年前に都市計画決定した「都市計画道路補助132号線」について、住民に説明する会が開かれました。132号線の目的は、◆渋滞緩和  ◆環八を補完するもの、と説明がありました。<写真>28日、神田川ウォークのスタート地点「井の頭公園」。寒そうにしていますがホントに寒い日でした

132号線は環八と外環計画路線の間を平行して南北に走る道路です。62年も前に決定し、43年前に変更になった道路計画が今もなお生き続けているのです。外環計画の存在、今後の交通量の点からみても、この道路がなくても困らないように思えます。
外環と同じで、一度計画決定したら、何が何でもやる。つまり計画がある限り実行する、行政の責任において実行する。これ自体は正しいことです。しかし、実行するにはあまりにも時間がたち過ぎています。

国交省は昨年11月、交通量は03年には減少に転じたとし、建設中の国道約600件のうち18件の建設を凍結する方針を固めたとの報道がありました。
計画した頃と状況(車の量、住宅密集度、経済、環境重視、高齢者・障がい者の社会参加など)が変化しているわけで、最新データでの計画の練り直しが必要ではないでしょうか。引き返す勇気、ですね。

だいたいが、計画がつくられた63年前、戦後復興のさなかです。生きることに汲々とし、市民自治・住民自治なんてことをいう普通の市民は少なかったのではないでしょうか。いま、市民自治の意識も高まり、「自治基本条例」「まちづくり条例」がつくられる社会になりました。この道路計画、市民に問いかけることが必要ではないでしょうか。
会場から発言がありました。
住民の声を聞いて計画がつくられるのではないのですか

そして3年前(04年)、青梅街道の桃井四丁目交差点から南方向の神明通りまでの1,140mが「優先整備路線」に指定されました。先日の説明会で、はっきりしたことは、
◆今の段階で計画がなくなることはない。
◆道路幅、位置は変えられない。
・・・・ということは道路幅、位置以外は変えられる?
説明会参加者から、一方通行にしたらどうか、という提案がありました。これは警察も入れなければ決められない問題ではありますが、中身の提案ですので有効だと思います。一方通行にすれば、歩道に自転車専用ゾーンを入れず、車道に走行ゾーンをつくれます。あくまでも歩行者、車いすの方が安心して歩ける道づくりが必要ではないでしょうか?

説明会で感心したのは、道路計画に「反対」する声ではなく、こうしたらどうかといった「提案」の声が寄せられたことです。
さあ、区は住民の提案を受けてどう設計変更に向かうのでしょうか。議会としてもしっかり、見ていきます。