オールブラックスVSワラビーズを観戦し、国歌を考える

2009年11月1日 11時13分 | カテゴリー: 市橋あや子は考える

力いっぱい国歌を歌っているオーストラリア人が羨ましい

キックオフ1時間半前。福岡からこの試合を見に来たという青年に撮ってもらいました。
キックオフ1時間半前。福岡からこの試合を見に来たという青年に撮ってもらいました。
スポーツ観戦に出かけることはあまりないのですが、それでも機会があれば相撲、テニス、のほかにラグビーを見に行きます。昨日、日本で初めてニュージーランドのオールブラックス対オーストラリアのワラビーズの対戦が国立競技場であり、誕生祝いにと息子からチケットをプレゼントされ、行ってきました。秩父宮ラグビー場と違い、国立競技場は観戦者とプレーヤーとの距離があり、格闘技であるラグビーのガシッというぶつかる音が聞かれあませんでした。この日の入場者数は44,030人。(この30人というのがミソですね。ちゃんと数えたよ、という)数字的には、あと11,000人入れたのでしょうが、見渡す限り満席でした。<写真>キックオフ1時間半前。福岡から観戦にきたという青年に写してもらいました

私が座った席はワラビーズ側。日本にこんなにオーストラリア人がいるのか、と思うくらいおおぜい来ていました。開会式ではお互いの国歌を歌いますが、ニュージーランド、オーストラリア共に、応援に来ているその国の人たちはもうこれ以上ないという大声で力いっぱい歌います。その姿を見て、日本のチームだったら観戦席でこのような国歌斉唱があるのかなー、と思いました。かく言う私も、子どものころは教えられるままに「君が代」を力いっぱい歌っていましたが、戦争に向かっていったころの日の丸、そして歌詞の意味を知れば知るほど、国歌としてこの歌詞でいいのか、と思うようになり、メロディーを口ずさんでも歌詞を口にすることがなくなりました。国民に愛される国歌、力いっぱい歌える国歌がほしいです。

日本ラグビー協会会長の森喜朗衆議院議員から挨拶がありました。森氏のように、スポーツ競技団体の会長、相談、顧問などの肩書を持つ自民党議員がけっこう多いと聞いています。会員として参加しているくらいならいいですが、なぜ会長職にいなければならいのか。議員の力で補助金とか何かを「誘導したい」というおねだりスポーツ人がいるということなのか。会長職や相談役、顧問を担うのであれば、少なくとも議員を辞めてからの方がよいのでは、と思いました。各種団体が政治を使うことは悪いことではないと思いますが、あくまでもフェアにロビー活動をしていただいて、と森氏の挨拶を聞きながら思いました。

スクラムの足もとからボールが出て、きれいにバックスのラインができ、パスがつながっていきます。するとボールを持っている選手がタックルされてボカスカボカスカ叩かれ(相手選手をパンチしている選手がいました)、選手たちはその上に重なり、ボールをかき出し、また走りだし、危険プレーがシンビンルールをとられ一時退場もあり、そんなオールブラックスとワラビーズの試合を見ながら、国会と似てるなーと、民主党と自民の戦いを投影している自分がいて、(いかん、いかん、せっかくの試合がもったいない)と思いなおし、観戦に集中しました。
<写真左下>オールブラックスおなじみのウォークライ