やっと出会った「象の耳」は子象の耳でした

2009年11月22日 10時29分 | カテゴリー: 市橋あや子は考える

「象の耳」を地域振興の目玉にできるかなんて、勝手に考えちゃダメ?

「象の耳」をつくっている、つくっている
「象の耳」をつくっている、つくっている
「象の耳」というパンのような食べ物をご存じですか?
横浜にいる友人が、杉並にこんなもの売ってるよ、と教えてくれたものです。HPを見たら「歩み」が面白い。アメリカを訪れた青年(オーナーはいくつの人なのか知らない。当方、勝手に「若者」と思いこんでいる)が「象の耳」というパンに魅せられ、製法求めてまっしぐら。命(?)掛けて製法を知りたい、と再び学びにアメリカに出かけるのですが教えてもらえず、段ボールに書いてある文字を頼りに探すのですが・・・というものに興味をおぼえ、こんなに大のおとなをのめり込ませる「象の耳」なる食べ物は、いったいどんなものなのか?象の耳というくらいだからきっと直径30センチはあるだろう。ペニャペニャしているものにちがいない。味はどんな味かな?塩味っぽいのかな。そんな大きいのをどうやって持って帰ろうか。いっそのこと、店の前で食べちゃおうか?立ち食いするには50過ぎてるし…、でも、七夕祭りで焼き鳥食べながらビール飲み飲み歩いたし、などと考えているうちに疲れ果て・・・。

今日は、放射5号線のことで久我山の玉川上水付近を訪ねることにしていましたので、役所に戻る時に高井戸経由で帰ろうと自転車で出かけました。お店のある通りは何度か通っているのに気付かなかったのですが、ありました。売り場の間口は90センチないくらい。これで商売ができちゃうんだからすごい!
しかーし。訪ねて行った時、CLOSEの文字が。え〜、やってないのォ?
開店時間の表示を見ると「月〜金 12:00〜13:00、15:00〜20:00」とありました。今、13:10。アー、テンション盛り下がり。高井戸から自転車で阿佐ヶ谷にある役所まで戻りましたが、もう一度行こうと決め、仕事を終えた18:30、北風に向かって自転車をこぎました。

店には人の気配がありません。畳1畳分くらいのスペースです。窓口のベルを鳴らしたら、お兄さんがぬ〜っとカウンター下から歌舞伎のせり上がりみたいに現れました。きっと、下に秘密が隠されているのでしょう。オーナーですか?と訊くと従業員と。待つこと2分。出来たてが食べられます。想像が膨らんでいたので、眼の前の直径15センチほどの象の耳には、ちと期待外れでした。味も、シナモン、ごまきなこからトマトソース、カレー、オニオンベーコンなど15種類以上あります。見た目、生地の分厚いピザという感じかなー。食感は、表面がサクッとしてて中がモチっと。おやつっていう感じです。想像力が勝ってしまっていたので、ふ〜ん、これがそうかァ、と。

感激したのが「揚げフランク」。これはめちゃおいしい。今ではほとんど作らなくなってしまいましたが、香辛料と塩だけを豚ひき肉に混ぜ込んで豚腸に絞りだす手作りソーセージ(私の趣味に入っています)。それと同じ味がしました。フランクフルトソーセージを揚げただけなのですが、それはそれはおいしかった。

ここの店は、どうもテレビや雑誌で取り上げられているようです。店の前に掲示されていました。地域の中にこうやって頑張っている人がいる、店がある。こういった店を地域の起爆剤にして、商店会に人の足を向けさせたいです。都から、区から、税金がたくさん商店会の振興のために投入されています。効果的なお金の付け方、つまり真の意味の振興が必要だと思っています。