諫早湾のムツゴロウが泣いている!憲法ミュージカル「ムツゴロウラプソディ」

2009年11月26日 00時08分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

水門を閉めたのはヒトなら…水門を開けるのもヒト…

諫早湾の干潟に集まる無数の生き物。舞台の上はその生き物たちが賑やかに干潟を楽しんでいる場面から、このミュージカルは幕が開きました。
ストーリーは誰もが記憶に新しい諫早湾の水門が閉じられたところから始まります。

1997年4月14日、諫早湾は293枚の鋼板により7kmの堤防で閉じられました。いったい、なぜ?この目的は、農地の造成と防災です。しかし、わざわざ諫早湾を閉じて耕作地を増やさなくても長崎県はたくさん耕作地を持っています。休耕田になるくらい。
考えられない国の施策で、地域も諫早湾の生き物も泣いています。

2008年6月、佐賀地方裁判所が「水門を双方向に開けて、海から調節池へ海水を流入させること」を命じましたが、1年以上たったいまもまだ閉じられたままになっています。
「有明海を再生し、漁業・農業を両立させるために諫早湾排水門を早急に開門してください」の署名運動を展開しています。署名用紙は生活者ネットの事務所にあります。どうぞ、署名の輪を広げてください。

ネット事務所を若い弁護士の女性が訪ねていらっしゃいました。市民ミュージカルのチケットを置かせてください、と。市民によるミュージカルとのこと。一体どんなものなのか?それも、「憲法ミュージカル」と銘打って、です。パンフレットには「若手弁護士たちが憲法と市民を結びつけるミュージカルを創りたい、と演出家の田中暢さんに持ちかけたところからこの企画がスタートした」とあります。いったいどういったものなのか、期待半分で出かけましたが、もう、それは、想像以上に素晴らしいものでした。100人規模の迫力といいますか、心の底に響いてくるものでした。諫早湾の生き物が棲息する場所を奪う権利がヒトにあるのだろうか、としっかり私たちに問いかけてきます。

水門を閉めたのはヒトなら…水門を開けるのもヒト…、この言葉を心にしっかり刻み込みました。
♫ 土ほど頑固じゃない ヤッサエー
  空ほど浮気じゃない ヤッサエー
   干潟の泥にひたひたと  のぼる潮に網かけて

歌詞:田中暢さん

11月29日(日)立川市市民会館がラスト公演です。2回公演で
[昼公演] 3:00開演  [夜公演] 6:30開演