ユネスコ協会の講演会、バングラディシュ帰りの雨水博士村瀬誠さん登場!

2009年11月29日 00時41分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

空には無数の蛇口がある

バングラディシュにトイレをつくりに行く活動紹介パネルの前で
バングラディシュにトイレをつくりに行く活動紹介パネルの前で
「日本に雨をもたらしてくれる雨雲はバングラディシュからやってくるんです」(知らなかった!)
「だからバングラディシュにお礼の意味で雨水タンクをつけに行くんです」
昨日、バングラディシュから帰ったばかりの村瀬誠さんはホットな写真を見せてくださいました。バングラディシュの女性たちは(子どもたちもですが)水を汲みに片道1時間かけ川まで歩きます。この水汲みがなくなれば、文字を勉強する時間にあてられます。そこで村瀬さんたちは雨水タンクの設置をしています。

バングラディシュには飲み水がない、インドは2日に1度しか蛇口から水が出ない、世界の11億人の人に水がなく、その1 /6は安全な水ではない。おまけに24億人の人にトイレがない。
人の生命をつないでいくのに必要なのは水。いま、原油が原因で戦争が起きていますが、そのうち水が原因で戦争が起きる。そうなる前に、雨水タンクをつけましょう、と彼は言います。
No More Tanks for War, Tanks for peace(戦争のためのタンク(戦車)はいらない、平和のためのタンク(雨水貯留槽)を)そういえば、神田川ネットの仲間にバングラディシュにボランティアでトイレをつくりに行っている人がいます<写真上>

日本は、雨に恵まれている国だけど、最近の雨の降り方が変わってしまっているので洪水が頻発する。山の木が切られ保水力が減っている。緑地もなくなっているので雨が一気に下水管に入り、汚物が川に流れて行くから東京湾のハゼはでかいよー、と。そういえば先日、ハゼ釣りに東京湾にでかけて釣果を誇っていた川ガキがいましたっけ。「その場でてんぷらにして食べるんだよ、うまいよ〜」と。(^_^;)

市民が雨水貯留タンクや浸透ますをつけて、雨を敷地の外に出さない努力をする—つまり、下水管に入るまでの時間を稼ぐことが有効です。地域ミニダム構想。これ、洪水を防ぐいい施策だと思いませんか。そこへの道筋を考えたいです。雨水貯留タンクへの助成は今年3月で打ち切られました。理由?一定の周知ができ、区が支援しなくても自主的に設置する人が増えた(本当かな?)し、ホームセンターなどで安く手に入るようになったから、と。でも、助成は、設置するかどうか迷っている人への後押しになるし、雨水タンクの助成って何?と興味を持ってもらうのに効果はあると思います。

区長、150億円毎年貯めても洪水は減りませんが、雨水を貯めると洪水は減ります。区をあげて雨水を貯めましょうよ。

<写真左下>バングラディシュのDV被害の女性たちがつくるポップアップカード。雨水タンクが描かれています。この販売が自立支援になっている