神戸市長田区ではクスノキの子どもが大事に育てられ、杉並区では引っこ抜かれる(T_T)

2009年12月26日 16時34分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

どうやって緑被率を高めるの?

実生のクスノキが3ポット届きました。それも、名札付きで。もうこうなったら植えるっきゃない。しかし、ムキになって植える?
実生のクスノキが3ポット届きました。それも、名札付きで。もうこうなったら植えるっきゃない。しかし、ムキになって植える?
けやき公園(阿佐谷北1)に生えている大クスノキの周辺に、50cmくらいに育った実生のクスノキ7本。クスノキの子どもがたくさん芽を出し、育っています。植物の実(種)が落ちて、そこから芽が出たものを「実生(みしょう)」と言いますが、この「実生」をそのまま育てたいという市民と、実生が生え育つのを嫌い、「抜いてください(しかし、植えたのではなく自然に育っているんですけどぉ)」と市民に言う公園課との板挟みに合っています。

なんとかどこかに移植できないか、と地域の方から相談が寄せられ、区の土木事務所に問い合わせたのですが、「申し訳ありません。植えるところがないんですよねー」と。じゃあ、川沿いのポケットパークは?と訊くと、「ひとたびOKしちゃうと、前例つくってしまうことになってねー」と。前例?そんなに木を植えたい人っているのでしょうか、中溪宏一さん以外に。

なぜ、公園課が嫌うのか。「公園では計画的に植物を植えています」と。ただでさえ周辺住民から枝が伸び、葉が茂って日陰になったなどの苦情を受けている担当課としては計画植林以上に植物が増え、追い茂ることは極力避けたい、つまり「実生は抜く」のです。ただし、「周辺住民の皆さんと合意が図れるのであれば、実生、大いに結構ですよ」と。

そうだ!(と、すぐ思いついちゃう)、学校の敷地周辺に植える防災林はどうだろう?
教育委員会の庶務課に問うと、
「周辺住民への砂埃対策で中低木の植栽は理解が得られるのですが、大木ともなると日陰や落ち葉の苦情が・・・・」と。
もう!あっちもこっちもだめって。じゃあ、どうやって緑被率を上げるの?(`〜´#)
「住民が怖くて行政マンやっていられるか!そこの土地で生まれ育った木は根がしっかり張っていて丈夫なんだァ。実生を育てて文句あっか!」とすごむ、いや、腹をくくる職員いないかなー。

15年前、阪神淡路大震災のあった神戸市長田区。震災から延焼を防いだクスノキの子どもが育てられている、という12月5日付けの新聞記事を読みました。神戸市では大事に育てられているのに、杉並区では、公園に実生の木は植えられないので抜き捨てるしかない、と言うのです。

みなさんのお庭に延焼防止用クスノキ、1本いかがですか?引き受けてくださる方大募集です。おかげさまで、実生のクスノキ3ポットが我が家に届きました。名前付きで(^_^;)<写真上>こうなったら、・・・植えます!