なぜ、橋は青くなければならないのか?

2010年1月10日 00時53分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

都は青色、公園内の橋は都とは若干色調の違った青、区は緑になってございます−危うく信じてしまうとこだった

塗り替えがあった成園橋。鮮やかなブルー。
塗り替えがあった成園橋。鮮やかなブルー。
区内を流れる善福寺川は地域の宝。だから、川の水が濁っていたり、魚が浮いていたりするとすぐ反応が現れます。まして、橋の塗り替えなどが行われたりしてその色合いがおかしいとなるとてきめんです。
「成園橋がとんでもない青に塗られたんです」
「みどり豊かな公園の中の橋が青になりました。それもまっつぁおに」

善福寺緑地サービスセンターに、「橋の色はどうやって決めるのか?なぜ青なのか」と伺ったところ、
「橋の管理者によって違うんです。都道が渡っている場合は青、区道が渡っていれば緑。公園内の橋は都と若干色調が異なる青になっています」と所長。
市橋:なぜ、都と区と公園とで色が違うのか。同じ色でもよいのでは?
所長:どこが管理している橋かを見分けがつくようにしている。
市橋:それは管理する側の都合。同じ色でなぜまずいのか。各担当が管理する橋はリストアップされていてわかるはず?
所長:大地震で橋が倒壊した場合、復旧させねばならないのですぐわかるようにする必要がある。
市橋: 納得いかないが、ただ、管理者によって色を違えているということはわかった。

本当に3色だったか?もっといろいろあった気がしてならないので、上流の善福寺公園から橋を見てきました。都立善福寺公園の上池と下池の間を通る最初の橋「渡戸橋」茶色でした。下池から善福寺川になるところの橋「美濃山橋」はここも茶色。次の「八幡西橋」がやっと濃淡のブルー2色。しかし、ここは区道であるのに緑じゃなくてブルー?
もうこのあたりで、所長が行ったことは「間違っている」と判断。こうなったら、都立和田掘公園まで調べてやる!と発奮。デジカメ片手に川に沿って自転車で下り、1つ1つ写真に撮りました。

宿橋、本村橋、仲良し橋、西田橋、せきれい橋、成田下橋、成田上橋が成園橋と一緒のブルーというか水色というか。所長の説明のように、直接区道とつながっていない都立公園内の橋は派手なブルーになっていることを確認しました。都立公園外の橋の色はまちまちでした。
「いいのかこんな色で」の類のすばらしい黄緑色は界橋と宿山橋。因みに環八は都道ですがグレーでした。茶やベージュの橋もあります。こりゃあ、区の問題か。

橋の形態はさまざまあっていいと思いますが、少なくとも色は何とかならないでしょうか。地域の人の意見で決めるくらいしたっていいと思いませんか?
10年ほど前、玉川上水(小金井〜武蔵野)の両側の柵がピンク色に塗られる珍事がありました。市民の方からの苦情が武蔵野ネット、小金井ネットにも届けられ、都に理由を訊いたところ「桜の色と合うと考えた」と。桜の色は自然な色であり、季節限定の色であり、それを通年ピンク色にしてどうする。まわりと調和する色にすべき、と申し入れをした結果、濃茶色に塗り替えられました。
昨年、杉並区景観条例ができました。都立公園内の周辺風景と合った色合いにすべきではないでしょうか。