「都市農業に明日がある」社会にしたい

2010年4月23日 02時07分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

世田谷の農地めぐりツアー

砧クラインガルテンにて。これが車いすの方用の花壇。ネギ坊主ができていました。空揚げがおいしいのよ、なんて話が飛び交っていました。後方は大河原雅子さん。
砧クラインガルテンにて。これが車いすの方用の花壇。ネギ坊主ができていました。空揚げがおいしいのよ、なんて話が飛び交っていました。後方は大河原雅子さん。
朝起きたら、庭に2センチほどの雪が。今日は4月よね〜…と寝ぼけた頭で反芻し、「え〜ッ!!!4月の雪ィ〜!」と目が覚めました。世田谷選出の大河原雅子参議院議員(民主)の後援会主催「都市農業見学バスツアー〜世田谷の農地を見る〜」に参加して、お隣りの世田谷区に農地を見に行く日に雪かえ〜!?やっぱり気候が変です。数日前に30℃近い沖縄にいた身体には過酷な7℃。

ガイドは、元都税事務所の職員の方。「税」の視点から都市農業の問題点のお話が聞けました。
杉並にも、区民農園(世田谷はファミリー農園と呼んでいる)、体験農園がありますが(そういえば柿をもぎに井草の柿農園にお邪魔したことがありましたが、今はないとのこと)、世田谷にはその他に、ふれあい農園、クラインガルテンがあります。
まず、ファミリー農園。杉並区の区民農園は1区画10㎡で、2年間まで。1年間3,000円の利用料を払います。世田谷区は15㎡で、1年11カ月の利用料が9,200円。砧クラインガルテンは区民農園より広く、1区画40㎡。グループ貸しで3年間、62,700円。ここには、車いすの方も作業ができるような花壇(木でできた巨大なプランター)が、入ったところすぐにありました<写真>。土の高さが地面から70センチくらい。その配慮に参加者一同「へ〜ぇ!」。

そもそも都市農業とは、市街化区域で行われている農業を言う。東京23区は、江戸川、多摩川の河川敷を除いてすべて市街化区域。基本的に、市街化地域内の農地はおおむね向こう10年以内に市街化していく、と都市計画法に表現されている。市街化地域に農地があっちゃ困るという制度—と説明がありました。一方で、農水省が示している「都市的農業」は、1㎢に500人以上住んでいるところで行っている農業のこと。日本の農業生産高8兆9千億円の1/3が都市的農業(付加的農地として花卉、ハーブなども)から上がっているのです。

農水委員会で大河原さんは「市街化地域内の農地を維持するための課題、解決すべき課題はなにか」と質問し、副大臣から「土地の利用計画を国交省、農水省がばらばらに行ってきたものを見直していく必要がある」との答弁を引き出しています。大河原さんの指摘により、やっと「都市農業」が基本計画に項目として加えられました。今後、施策が組まれていくことに期待します。