暗渠歩き初体験!地域の一番低いところを探せ!

2010年4月25日 12時55分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

案外、はまってしまいそうでコワイ

暗渠…地下に埋設したり、ふたをかけたりした水路。
区内の暗渠としてすぐ思いつくのは、桃園川と井草川。それ以外に、まちを歩いていると、「あ、ここは以前、小川が流れていたとこじゃないかな?」と思うところが結構多く存在しています。
皆さんも、そういう場所を何気なく見てきているのではないでしょうか。前出の2つの川以外に、松庵川も存在していたはずなのですが、その詳細が記録としてなかなか見当たりません。吉祥女子学園(武蔵野市)の敷地内に湧水池があったと聞いている、とか、JR高架脇のポンプ場跡公園のところに湧水池があったはずだ、と調べている仲間もいます。わからないことを追いかけるっていうのは、結構、魅力があるものなのですね。

杉並区という地域は、ほとんどが畑、水田だったので「用水路」も数多く存在していたことは言うまでもありません。現在は、ふたをかけられて「通路」となっているのがそれですが、あっちこっちにあります。川の活動で、川歩きをしていると必ずこの水路跡や河川跡に出会いますが、これまで私の頭の中で「点」として存在しているままでした。いずれ、暗渠を「線」でとらえてみたいと思っていていたところ、神田川ネットワークの年間活動計画に「用水跡歩き」があげられ、桃園川や暗渠のことを語らせたら話が止まらない島尻茂樹(ケロキ)さんのガイドで企画が実現しました。

今回の新堀用水跡は、善福寺川の西田端橋(え〜ッ!?私は西田の端っこにあるので「にしだはし ばし」と心の中で読んでいたけど、「田端の西」という意味なのだから「にし たばたばし」って読むのか〜、なんてとてもじゃないけど今ごろ人さまに言える話ではなかった、とここに書いてどーする?)の少し下流から新堀用水が始まり、しばらく川の左岸を平行に流れていきます。都立杉並高校の校庭西側に水路跡が見えます。続いて高校の北側にあるマンション(ここはオートロックなので中に入れないが、ガラス張りの内ドアなので中庭の池があるのが見わたせます。ガイドの島尻さんによると、用水跡だから建物を建てずに中庭の池としたのではないか、と)、そして、隣りの弁財天に寄りました。社の入口に「橋」の跡が見てとれます。知らないと、何気なく通り過ぎてしまいますね。そのあとは、区役所に向けて青梅街道を斜めに横断しているらしいのですがいまは地上からは伺い知ることができません。パールセンターからすずらん通り商店街がぶつかるところから、暗渠が続き(馬橋児童遊園が暗渠上につくられています)桃園川緑道へと続き高円寺駅まで歩きました。

暗渠は、公図に青い線で描かれているという専門家の説明があり、一度、見てみたいと思いました。そして、暗渠は基本的に私有地ではないのですがちょっと見た限りでは「私有地」として使われていたり、笑ってしまうのが知る人ぞ知るの駐輪スペースとして使われていたり。「おぬし、見つけてしまいましたね〜」という感じで自転車が置かれていました。ま、目を三角にして言うほどのことではありませんが、いま、阿佐ヶ谷高円寺防災まちづくり計画がつくられているので、いずれ問題になるかも。この阿佐ヶ谷高円寺地区は、道が突きあたりになっていたり、卍になっていたりで防災上も、防犯上も悩ましいまちと言えますが、それをカバーするご近所さんづきあいがあったり、でも、それも希薄になってきたりで課題は多くあります。

そんなことを考えながら、暗渠歩きデビューの半日の旅でした。暗渠歩きが終わるころには、目が暗渠を探してキョロキョロする癖がついているので、挙動不審の「目」になっていました(^_^;)。
そうそう、暗渠を追いかけているブログがあります。今回は、「暗渠さんぽ」と「神田川 リバーサイド blog」「東京peeling!」の3人の方が参加され、神田川ネットワークのメンバーは新しいツールをお持ちの方との出会いに、感心するやらなんやら大喜びでした。