放射5号線の道路と緑地のモデルを見て来ました

2010年6月13日 10時40分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

遮音壁・築堤はどれがいいか…って、違うだろう

金属製の遮音壁の前で。これは、防犯上あまりお勧めできません。そもそも、放射5号線が必要な道路と思えません。
金属製の遮音壁の前で。これは、防犯上あまりお勧めできません。そもそも、放射5号線が必要な道路と思えません。
都が、区部と多摩地域を結ぶ重要な幹線道路として整備しようとしている放射5号線。遮音壁、築堤を3種類展示したモデル道路の見学会があり、見てきました。

遮音壁は、①遮音透明タイプ、②吸音透明性タイプ、③吸音不透明タイプ、が展示されていました。効果はほぼ同じとのこと。価格は、②>①>③の順で、向こう側が見えない③の金属製のものが一番安い。歩行者の安心感があるのは、見えない③より見える透明タイプ①か②。
一方、築堤はといえば、①コンクリート四角タイプ。②擬石ブロックタイプ、③コンクリート+擬石ブロックタイプ。①、②は緑が上部にある感じ、③は歩道に向かって斜めにつくられていて、歩行者にとって緑が身近に感じられます。価格は、高い順に②>③>①。(三建・放5ニュース第4号

都の担当者に、「このモデル道路は、既成事実としてこのまま壊さず使用されるのではないか」と訊いたところ、「あくまでもモデルです。この舗装は車が通行する強度でつくってないです。どういうタイプで行うのか方針が決まれば全部壊してからつくります」と。
そこに、地域で放射5号線問題の活動をしているOさん、Mさん、久我山まちづくり協議会を担当していらした専門家のM先生もいらっしゃって、皆さんと少しお話をしました。
「モデル道路のような道ができることはわかった。このまま車が通らない道だったらいいのに」「どの遮音壁、築堤がいいか…って、マジに考えちゃう自分がいるけど、そもそも、この道路建設には反対なのだから、だめだめ」「区長が代わるんだから、この問題をしっかり受け止められる新区長じゃなくてはだめ。K副区長はどうよ」と。

10年前(2000年3月)、A案(都市計画幅員50m)、B案(都市計画幅員を拡幅して60m)、C案(都市計画幅員を縮小して玉川上水を暗渠化)を都が提示しました。放射5号線をわざわざ国の史跡に指定された玉川上水に沿わせること自体、不自然な計画です。当時、私ども生活者ネットは、「D案(現状維持のまま何もしない)」も選択肢に入れるべき、と主張してきた経過があります。しかし、その後、都はB案を基本型として計画を進め、今回のモデル道路の提示となっています。予測交通量は日量40,000〜44,000台。外環も同じですが、ホントにこんな道路が必要なほど交通量が増えるのか、もう一度、検証が必要なのではないでしょうか。道路を通して、一度壊れた環境は簡単に元には戻らないのですから。