高齢者の「お食事会」会場は、障がい者の働くレストラン−北区その1

2010年7月4日 00時06分 | カテゴリー: 福祉

「ダイニング街なか」(北区十条)。そういえば、私は上十条でお産婆さんをしていた曾祖母にとり上げられた、という噂が…。(うわさか?)
「ダイニング街なか」(北区十条)。そういえば、私は上十条でお産婆さんをしていた曾祖母にとり上げられた、という噂が…。(うわさか?)
障がい者が働く「ダイニング街なか」(北区十条)で、「高齢者ふれあい食事会」(北区健康いきがい課)を行っている、という新聞記事を、昨年、切り抜いてとってありました。高齢者施策としても、障がい者の雇用の現場としても一度、北区に行って、担当者からお話を伺いたいと思っていたところに、都立公園で障がい者が働くお店ができないか、というご提案もいただき、とにかく、北区に行こう!ということで、同僚議員の小松久子さんと福祉部会のメンバーと一緒に視察にでかけました。

都立王子養護学校(現:都立王子特別支援学校)の先生でいらした小島靖子さんが、退職と同時に王子養護学校の卒業生を応援する「ヴイ(V)の会」をつくり、そのメンバーで「有限会社ヴイ王子」を設立して、スワンベーカリーのフランチャイズ1号店を十条につくりました。そして、次に、「ヴイの会」の関係者で、「株式会社ヴイ街なか」を設立して、「ダイニング街なか」「スタジオ街なか」「サポート街なか」を運営しているということです。精力的な展開に、ただただ驚くばかり。しかし、これだけじゃなかったといことを、視察から帰り、小島靖子さんを記す本で読んで、驚きました。パン屋さんをつくった後に、社会福祉法人「ドリーム・ヴイ」を設立し、短期入所施設、就労支援センター、グループホームなどの生活支援の部門を運営している、と書かれていました。特別支援学校を卒業した後の子どもたちのことは、家族にとって、また、送り出す先生方にとっても不安と心配は尽きません。当事者である家族や関係者が力を合わせて、ものすごい結束力で一歩を踏み出し歩いていく。すごいです。

JR十条駅から徒歩30秒にある「ダイニング街なか」の片隅に、フェアトレードの品物が販売されていました。私たちも何点かお買い物をしました。このお店には、高齢者だけでなく仕事帰りの方が、お総菜を買いに立ち寄り、障がい者の方と自然に会話するなど、触れ合う場にもなっているとか。お友だち同士でランチを楽しむ方、ベビーカーを押したママさんも食事をしていました。車いすも入れる仕様になっているので、ベビーカーも楽々OKです。

市民の力はすごい!それでこそ、地域自治、市民自治だと思いました。市民が街に必要なしくみを自らつくり運営する。それを、応援する行政。理想の形を見てきました。
よーし!杉並でも頑張る!