引きこもり高齢者を外に呼び出す方策を北区に見た−北区その4

2010年7月24日 08時34分 | カテゴリー: 福祉

配食の孤食より、みんなで食べる会食がいい、

おめかしして参加した皆さんの笑顔がすてきでした
おめかしして参加した皆さんの笑顔がすてきでした
健康を維持していくために大事なのは食べること。そう、生きることは食べること。杉並区では、調理や買い物が困難になってきた65歳以上のひとり暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯に、配食サービス(1食660円)が行われています。

北区でも、高齢者の安否確認を兼ねて配食サービスが行われていたそうですが、会食の方が外出する機会がふえる効果がみられ、今は配食サービスをやめて「ふれあい食事会」(会食)に切り替えたそうです。食事会は現在、29か所で行われています。これからも、会場を増やしていきたいとのこと。先日訪問した「ダイニング街なか」もそのうちの一つですが、小中学校や、商店会の会議室なども会場として利用されています。手作りのお食事を提供するところから、商店会のお店でお弁当を調達するところも。利用者は1食400円を払います。

食事会には、男性も女性もおめかししていらっしゃいます。わくわくして外出することはとても良いことです。毎日の暮らしのなかで、いいアクセントになっているのだと思いました。食事会の会場である「ダイニング街なか」で私たちもお昼をご一緒してお話を伺いました。皆さん(ほとんど女性の意見)、「毎日、毎日ずーっとご飯作ってきたのよ。こうやって作ってくださったものをみなさんとお話ししながらいただくのは楽しみ」と笑うお顔がとてもすてきでした。

ただ「食べる」のではなく、誰かとお話をしながら食事をとる、これが大事なのだと思いました。