初体験!「せみの羽化」に子ども以上に興奮しました

2010年8月3日 00時59分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

蚊よけのネットを被って、蚊と闘う姿勢を表している。まさに完全防備。
蚊よけのネットを被って、蚊と闘う姿勢を表している。まさに完全防備。
セミの羽化を肉眼で見たことがありますか?
自分でも驚いているのですが、今日、初めて見ました。テレビでは何度も見ているので、見た気になっていましたが。場所は、善福寺川緑地公園。子ども32人、大人26人、スタッフ10名、合計68名が夕方の公園に集まりました。

いま、善福寺川緑地公園は、木々の幹に、また、葉先にセミの抜け殻がびっしり。木の根もとにも無数ころがっています。まさにセミのメッカ。私たちのほかに、セミが地中から抜け出して来るのを待ちかまえている生き物がいます。それは、カラス。地面をちょんちょん飛び歩いて、幼虫が穴から這い出て木に上るのを狙っています。この日は、人がいるので遠慮気味。こちらも、カラスに横取りされてたまるか!←(いつも何かと闘っている習性になってしまっている)の心意気で木のまわりを取り囲みます。

あたりが暗くなる7時ごろ、幼虫が木に登り始めます。セミは、「この場所にしよーっと」と羽化する場所が決まるまで、ひたすら歩きまわります。所定の位置が決まるとピタリと動きを止め、30分程度たったころから羽化が始まります。みどりがかった…というか、青味を帯びた身体が殻から現れた時は感激でした。
「ワー、きれい〜!」さっそく、情報伝達。
講師の方に「あちらで羽化が始まりましたよ」と息せききって報告すると、「始まりましたか?それはなにゼミでしたか?」と落ち着いて訊かれ、「う〜ん、ただのセミにしか見えないんですけどォ」と答えになってない答えしかできない私(T_T)。
「大きさはどのくらいでしたか」と、再びなにぜみか気になっているご様子でお尋ねに。「そうですね、セミだけにセミ(サイズ)といったところでしょうか」と洒落たつもりだったのですが、「・・・・・・」。KYだったですね。←「ヨゼミ(夜ゼミあるいは代ゼミ)」と言えばよかったのに、とアドバイスあり。

でも、この講師の先生も結構笑える方で、
「セミは地中にいる期間はどのくらいでしょうか?」と参加者に問いかけた後、
「7年くらいと言われていますが、3年から17年地中で過ごすとも言われています」(「え〜っ?!17年もォ?の声に)
「正確なところはわかっていません」(そうかぁ、わからないのかぁ)←セミは「素数」の年数を地中で暮らす。7年とか17年とか。それは交配の周期を種族毎に変えて、同時に羽化して種を守るためという。これも調べ物に長けている友人の協力のもとに
「では、羽化した後、どのくらいの期間生きているかわかるかな?」(「1週か〜ん!」の声あり)
「1か月ほど生きているということも言われています」(ほぅ!1ヵ月も!?)
「あ、俗説です」(ホントのところはどうなんだ?)
結局、セミのことはよくわかっていない、ということなんでしょう。(しかし、セミって、なんで「せみ」というのでしょうか?「蝉」という字はわかる気がしますけど)←虫+単(振わせるの意) → 蝉 
「セン」(センセンセンというクマゼミの鳴き声)+「ムシ」=センムシ→「セム」→「セミ」これも友人からの入れ知恵…じゃなくて文殊の知恵力

今日、羽化を見た子どもたちの次の世代も、羽化が見られる杉並にしていくのは私たち大人の責任であることを思った観察会でした。