都内最高齢の杉並区民が行方不明、のなぜ

2010年8月5日 01時03分 | カテゴリー: 福祉

113歳の方が区民ではないとなると、当区の平均寿命の数字は変わりますね

神田川ネットの仲間が足を負傷。車いすでのウォーキングに参加です。ウォーキング始まってお初の車いすでの参加者受け入れとなりました。市民活動もバリアフリーにならないと。
神田川ネットの仲間が足を負傷。車いすでのウォーキングに参加です。ウォーキング始まってお初の車いすでの参加者受け入れとなりました。市民活動もバリアフリーにならないと。
足立区の111歳の男性が、実はとっくの昔に亡くなっていた。死亡届がでていないため生存とみなされ、年金がずーっと支払われていた—この報道の直後、杉並区は調査をかけました。都内最高齢は杉並に住む女性です。調査の結果、杉並区のその住所にご長女はいるがご本人は住んでいなかったのです。議員にはTVニュースで流れる前に、区から一報が入りました。12会派もあるので議会事務局は大変!幹事長に連絡を入れるので12人と議長、副議長、合計14名に手分けして連絡するのですから。電話連絡網というわけにはいきませんし。で、報道機関がわーっと押し寄せ、どうしたんだ、どうなっているんだ、と大騒ぎ。

区や警察が調べているというのに、報道陣がご長女がお住まいのお宅に押し寄せていました。ある新聞の写真は、この方の部屋のドアを開け放って(蚊が入る!)、その前で5〜6人の記者が取材しているものでした。なんでこうなるのかなー。

その住所に住んでいる79歳のご長女は「母親が、いまどうしているのかわからない」ということで、これにはびっくり。「弟ともずーっと会っていない」ま、遠くの親戚より近くの他人、お互い所帯を持つと疎遠になる、このような話も聞きます。学識経験者は「人と人との関係が薄くなって…」といいますが、親子でもそうなるのか?生きているかどうかもわからないなんてことがあるのか。これも警察の出番になるのでしょうか。

人が死亡した場合、役所に死亡診断書を添えて死亡届を出し、埋葬許可証をもらいます。その埋葬許可書によって火葬されます。足立区の事件では、家庭でミイラ化したわけで、役所に一切届け出はしていないので当然「生存」になっていたのでしょう。これは珍しい事例ですが、全国で調査をした結果およそ60名の方が行方知れずとか。どうなっているのでしょうか?

・・・という事件があるなか、実家の母から「お父さんを救急車で病院に運ぶけど、心配ないから」という電話。3年前、突然の圧迫骨折で、要介護4に認定された84歳の父は、当然一人では歩けず、心臓に爆弾を抱えている79歳の母と二人暮らしです。父の具合が悪くなるとかかりつけ医に電話。場合によっては、「救急車で○○病院へ行ってください」と指示が出ます。かくして、父は救急車で運ばれたのですが、検査の結果入院せずにすみました。

さあ、それからが大変。行きは、ウ〜〜〜、と救急車なのですが、帰りは自力です。自力で行けないから救急車を手配されるわけで、帰りはどうぞお好きにお帰りください、と言われてもねぇ。タクシーでは、車から1人で下りられない父をベッドまで運ぶことは母一人ではできず、そこで、人の手が必要になるのです。救急車で出発する時は、近所の人が手慣れたもので、入院の支度から戸締りまで手伝ってくれ、頼りになるのはやはりご近所さんです。でも、病院から引き上げる時間が食事時や深夜となると声もかけにくいもの。今回は、私が飛んで行けましたが、仕事が入っていたらアウトです。なにかいいシステムがないものか。

こんな騒動の中、父は「もう死にそうだというのに、ばあさんは昼めしにメザシなんか出すんだからいやになっちゃうね。そんなもんがこの世で最後のメシかと思ったら死ねない」と。母は「あら、失礼しちゃうわ!おかしら付きよ!」と威張っていました。
おかし夫婦です。ヤレヤレ(^_^;)