議員選任の監査委員に反対です

2010年8月5日 02時16分 | カテゴリー: 議会、選挙、政策

地方自治法で定められていることは承知していますが、おかしな法律です

協働契約のあり方についての学習会。「協働」は行政と市民が対等な立場に立つことです。だから、協働契約を結ぶことが必要なのです。まず、そこからスタートです。
協働契約のあり方についての学習会。「協働」は行政と市民が対等な立場に立つことです。だから、協働契約を結ぶことが必要なのです。まず、そこからスタートです。
地方自治法196条に監査委員が定められていて、識見のある者(!)に加えて議員から2名選任するとなっています。監査委員の任期は議員の任期と同じ、つまり4年なのですが、なぜか、毎年5月になると「一身上の都合」で辞任します。そのたびに、新しい監査委員を選任するわけです。議会選出の監査委員には、報酬として15万円が議員給料(59万9千円)の他に支払われます。

今回は、前区長が5月31日付で辞職した臨時会では、「一身上の都合」を登壇して述べる場面はありませんでした。今回、田中良新区長のもとで開かれた臨時会で「一身上の都合」が二人の監査委員から同時に出されたという報告がされたのみ。新たに二人の監査委員を選任することになりました。
生活者ネットは、下記の理由で議員選出の監査委員に反対しています。通常は、統一地方選が行われたあとに監査委員の選任の議案が出され、その時に1度表明しているのですが、今回は、新区長に私どもの反対理由を伝える意味で、意見を述べました。

生活者ネットワークとして、議案に反対の立場から意見を申し上げます。
監査委員は、杉並区が執行する事務のうち政令で定めるものを除いたもの、及び区が補助金の名目で財政援助を行なっている団体の執行する事務について、その手続きが適正であるか、業務の存続が適当であるかなどといった点について、監査を行なうものです。地方自治法第196条で、普通地方公共団体の長が、議会の同意を得て、議員のうちから、これを選任する、としていることは承知しています。しかし、監査委員が行うこれらの事項は、議会が、また、そこに身を置く議員が通常の活動の中で行っているもので、監査委員に議員が入ることの意味を見出すことができません。また、議員として予算に賛成または反対をすでに表明した者が、公平な視点から監査を行うことが果たしてできるとは思えません。地方自治法の監査委員の規定に対して異を唱えるものであり、議員選出の監査委員の選任に対して生活者ネットワークは、どのような方が選任されようともこれまでもつねに反対としてきました。よって、この議案に反対します。