ホームカミングデーで松下啓一先生と住民自治を語る

2010年11月4日 12時06分 | カテゴリー: 市民参加のまちづくり

35年振りの母校は緑豊かな学校だった

ホームカミングデーの懇親会場で松下啓一先生と。
ホームカミングデーの懇親会場で松下啓一先生と。
母校の相模女子大学で「ホームカミングデー」が開かれたので参加しました。卒業後35年振りの学校は、なんとみどり豊かなキャンパスであることに気づきました。当時は、校門をくぐると広いキャンパスに点在している校舎(1号館〜11号館、体育館)に向かってわき目もふらずに突進していたのでキャンパスの木々の豊かさを楽しむことなんて皆無でした。

1900年に本郷に設立された学校は、1945年に戦争で焼失。それでも翌年の1946年、陸軍通信学校跡地(相模原市の現在の場所)に移転しました。敷地は東京ドーム(←出ました!)4個分!ここに校舎が点在しているので、校門からそれぞれの校舎までが遠いこと遠いこと。学生はわき目もふらず早足で校舎に向かい、一番近い校舎でたっぷり5分はかかります。35年前、白衣を着て試験管を振っていた学芸学部食物学科(現在は栄養科学部)の仲間と当時を懐かしみ語らい合いました。瞬時に、35年前に逆戻りできるのが不思議。校歌斉唱!なんて言われて「歌えるわけないじゃなーい」と口々に。でもピアノの伴奏が始まると、あら不思議。歌っているではありませんか。
♪さね〜ぇさぁし〜 さがみのおのの〜ぉ・・・・

この日、教鞭をとられている先生がたもおおぜい参加されていましたが、私たちが教わった先生方はもういらっしゃらない。悲しいです。それでも、お目にかかりたいと思っていた先生とお話ができました。当時はなかった人間社会学部社会マネジメント学科の先生の松下啓一先生(地方自治論。「圭一」ではありません)です。当然、私が習った先生ではありません(私と同年くらいか?)。母校の相模女子大でどういう自治論を教えていらっしゃるのか気なったので、こういう機会にお目にかかれたら、と思っていました。もし、私と違う自治論だったりしたらとことん闘ってしまうかな…と少々不安に思いながらお話をしたところ、地域自治、住民自治論を教えていらっしゃるとのお話で、仲間のところに戻るのを忘れるくらい話しこんでしまいました。

学生を「政治」というものに向き合わせることではなく、「見る」「見つめる」ことを学ばせたいとのこと。そして自分だけではなく他者との関係を「考える」こと。先生ご自身として最近は「町会・自治会などの地縁のしくみは、いまのままではもったいない」と考えているそうです。外国にはない「地縁のくくり」を地域住民のためにもっと上手に機能させなければもったいない、と。同感です。
それと、行政のチェックをするだけなのであれば、監査3名程度いればよい。そして議員はもっと少なくてよい、ともおっしゃっていました。傍聴を求めているばかりではなく、もっと市民のなかに議会が入っていくことが必要なのではないか?とも。

議会はチェック機能だけでなく、立法の場です。そこをしっかりと発揮していくことも必要です。そのためには議員同士が公開で議論する場面がもっとあれば、市民にとって身近なものになると思います。

なんと、数日前に生活クラブ生協の会合で「協働」につていお話をされてきたとかで、神奈川ネットワーク運動のこともよくご存じでした。。
私の時代にはなかった母校のカリキュラムに、地域自治、住民自治の教育が入ったことをうれしく思ったホームカミングデーでした。