原発事故、「想定外」という言葉で片づけてはいけない

2011年4月15日 10時53分 | カテゴリー: 安心・安全

原発はKYに則ってつくられてきたのか?

KY運動の旗。
KY運動の旗。
まちを歩いているとさまざまな「?」に出会います。
久しぶりに「KY」の看板を見ました。

半年ほど前、ビルの最上階に「KY運動」と大書されているのを見つけました。なに、なに?????。工事現場あげて「空気読めない」運動を展開しているのか?どういう工事現場か?と怒りの眼で近づいていったところ、KY運動の下に小さな文字で「危険の予知・予測」と書かれていました。

「KY(ケーワイ)」という言葉は「空気読めない」人のことを指して使われ、排除するイメージがあっていい気持ちがしません。川活動の仲間に「KY運動って知ってる?」と訊いたところ、「危険の予測ですね」と答えが返ってきて、な〜んだ、知っているんだァ、知らないのは私だけ?ちょっと焦りました。彼らの一人は建築士、もう一人は元・行政マン。彼らが知ってて当然ですね。

今回の原発震災。KY運動は原発計画に取り入れられていなかったいのでしょうか。「想定外」という言葉をこの地震直後から私たちは繰り返し繰り返し聞かされてきました。「想定外」ということで片づけようとしているのがありありです。「想定外」だから企業(東電)だけの責任じゃない、国も補償する話だ、という方向に早いうちからされていました。

想定外だろうが想定内だろうが、本当に「危険の予知・予測」がされていれば、今回の原発事故は防げたのではないでしょうか。つまり、地震大国の日本に原発なんて作らなかったでしょうに。前にも書きましたが、「都合の悪いことは想定しない」という国と企業側の原則に則って原発がつくられて来もし、今後も建設が予定されています。今後、建設予定の原発は「KY」の観点から「つくらない」、そして今ある原発は「減らす」方向を早急に打ち出すべきです。安心して日本の国に暮らし続けられるためであれば、生活者はこれまでの便利な生活を改め、不便さを受け入れるでしょう。いま、国は脱原発に向けて舵を切る時です。

17日、区議会議員選挙が告示されます。都知事選挙のポスター掲示板は撤収され、新たに区議会議員選挙のポスター掲示板が立ちました。いよいよ24日が投票日の区議会議員選挙です。この時期、KYの話はKYでしたか?(^_^;)