美術館のない杉並に芸術家は怒る。「これじゃ、杉並に文化なんて育たないよ」

2011年5月10日 11時07分 | カテゴリー: 市橋あや子は考える

今年もお小言を頂戴しました。クチョー、芸術家の声が届いていますか

今年の作品。どう鑑賞するのかなー?
今年の作品。どう鑑賞するのかなー?
芸術家の菅野充造さんは私の笑い友達です。どうも偉い画家先生らしいのですが、「綾ちゃん!いつでもモンパルナスにおいで。一緒に飲もう!」と誘ってくださいます。モンパルナスとは彼のアトリエ。決してモデルに誘われているのではありません。(誰も思わないって)たまにお邪魔するアトリエでは、絵を学ぶ生徒さんたちが思い思いの絵を描いていらっしゃいます。それも楽しそうに。

今年も国展に行って来ました。昨年はこういう絵画で今年はこれ(写真上)。年々変化していると見るのか、奥が深いゲージツなのか、私の理解が浅いのか。ジューゾーさん、ここ汚れているけど、とか、絵の具垂れてるけどいいの?なんて・・・・聞けません。( . .)
こんな人のために、杉並区にも身近に絵画、彫刻、織物などの作品を展示する美術館が必要ではないでしょうか?美術館は維持管理に結構税金を食うものなのでしょうか?でも、世田谷美術館をはじめ、目黒にも練馬にも区立の美術館があります。杉並区には女子美術大学があるというのに美術館の1つもありません。セシオンの展示室ではお粗末です。いまアニメミュージアムになっている杉並会館では、以前よく美術展が開かれていました。そうだ!杉並中継所跡地利用はどうだろうか。区の北部ではあるけれど、井荻駅から近いし、公園の中に位置しているし、井荻⇔荻窪、井荻⇔西荻窪のバスもあります。どうでしょうか。いましばらくは清掃事業以外には使えないことになっていますが、あと8〜9年すれば区が自由に目的を変更して使うことができます(それもおかしなことです。地域主権は名ばかり)
クチョー!なんとかなりませんか?“歩いて文化が生まれるまち杉並”なんですから。
(いま策定中の新杉並区基本構想。このスローガンはなくなるかも)

そういえばアトリエの台所に並ぶ調味料。背の順に並んでいます(写真下)。私だったら種類別に並べるでしょうね、使う手順があるので。こういう配置も「美」の法則に従ってなされているのでしょうね。絵を描くのが苦手な私ですが、こういう非日常的空間は私にとって非常に居心地がよい不思議な居場所になっています。