ヤマネコ市長の講演に興味を持ち、「対馬」に行って来ました

2011年5月19日 15時00分 | カテゴリー: 川・みず・みどり

漁業で食べていくのか、不動産で食べていくのか

厳原にある「防火壁」。延焼を防ぐ目的で、むかし石塀がつくられた。ここだけに残っている。
厳原にある「防火壁」。延焼を防ぐ目的で、むかし石塀がつくられた。ここだけに残っている。
昨年7月、東京で開かれたの「国際フォーラム」<主催:(財)日本生態系協会>に参加し、そこでのリレートークに出演された長崎県対馬市長の財部能成(たからべ やすなり)氏の「対馬の9割が原始林で、人間は残った1割のところに住んでいます」「ツシマヤマネコやチョウセンイタチが朝鮮半島から、また九州からはツシマテンが入ってきました」というお話を伺い、「行ってみたい!」と思っていましたが、今回、チャンスが巡ってきて行くことができました。

感覚的に「対馬は福岡県の北」という認識でいましたが、長崎県です。地図を見ると「な〜るほど」と思うのですがいかがですか。南北に80km、東西に20kmの島です。

浅茅(あそう)湾に浮かぶ無数の島々。そこでは真珠とクロマグロの養殖があちこちで行われていました。とにかく海の幸が豊富でおいしい魚と景色がよいところでした。また、対馬は韓国と49.5Kmしか離れていないので、天気の良い日は釜山のまちが見えるそうです。(同行の韓国好き、もといヨンちゃま好きが「キャ〜!韓国が見えるの〜>?」と)その日は晴天でしたが海上の水蒸気で陸地は見えませんでした。残念!

鰐浦地区に自生しているヒトツバタゴ(別名:ナンジャモンジャ)が1週間前に満開で、雪が降り積もったような景色だったとか。いまや島内のあちこちにヒトツバタゴの苗が植えられていました。

神代、元寇・倭寇、日露戦争など歴史がある島ですが、あまり「観光」に力を入れているように見えず…。というのは、「朝鮮通信使上陸の地」を訪ねたところどこだかわからず、上県地域活性化センターだったらわかるだろうと立ち寄ってたずねたところ、「そんなの聞いたことがない」と。「東京から来た」と言うとそのフロアーで働く人がみんな寄ってきて、あそこだここだと言った結果、「わからないなー」と。部屋の隅にいたご長老と思しき人が腰を上げて近づいてきて「うん。ここはそう言われている場所なんだよね」と。きっと私たちが帰ったあとで、「大変だ!そのあたりに立てておけ」と看板つくって立てているかも。

いまではこの対馬は、韓国の方が別荘用に土地を買っていると聞いています。これまでおおぜいの韓国人観光客が訪れていたのが、今回の原発事故で韓国からの船がストップしているため、観光客が激減しているとホテルの方がおっしゃっていました。これこそが風評被害です。

2泊3日で出かけましたが、空港以外にお土産店がないのでお金を使うことがない旅でした。
真珠や海産物も島の中にはたくさんあるのだけど、それを売る店がないのです。対馬は何を売りにするのか財部市長に聞いてみたかったなー。

そうそう、とんちゃん焼きは美味でした。韓国のプルコギに近いものだと思いますが手軽につくれて野菜もたくさん摂れる肉料理でした。これは冷凍で配送してもらいました。あと「五月アジ」の開きも脂が乗っていておいしかった。空港の売店で配送していました。