「プールにたまっている雨水のセシウムの量、飲めるくらいです」と言う教育委員会だが、ヤゴ救出大作戦「今年は中止」はなぜ?

2011年5月24日 14時11分 | カテゴリー: エネルギー

測定しないで中止するって、それこそ「風評」に流されていませんか?

子どもたちが大好きなプール。安心して遊べるように区内の遊び場の測定を求めるママたちの声は日に日に大きくなっています。
子どもたちが大好きなプール。安心して遊べるように区内の遊び場の測定を求めるママたちの声は日に日に大きくなっています。
5月18日、私たち「生活者ネット・みどりの未来」が求めたプールの水の放射線量測定ですが、教育委員会は5月23日付で「今年はヤゴ救出を行わない」と校長会に向けて通達を出しました。

子どもたちがプールにひざ下くらいまで入ってヤゴを掬う(すくう)事業ですが、今年は行わないことになりました。「測定値が高かったのですか」と訊くと、「測定はしません。だいたい、セシウムの量は積算しても飲めるくらいの数値ですから」と。それなのになぜ中止にしたのか伺うと、「保護者の方からの不安の声が大変多かったため」とのお返事でした。

測定しないで、「積算しても飲めるくらい大丈夫」と言いながら、子どもたちをプールに入れないのはそれこそ「風評」に流されているように思うのですが。
なぜ測定しないのでしょうか。ずーっと不思議に思っています。
いろいろな学習会に出てわかったことは、食品の放射線量を測る計器だって持っている自治体はそう多くなく、近辺では小金井市と藤沢市にしかないそうです。杉並区が「持っている」とした放射線測定器はアイソトープを調べるもので、どうやらヨウ素やセシウムを測定する機器ではないということがわかりました。(以前、保健所の担当者に土壌の放射線量を測定する機械があるかどうか伺った時にどうして「持ってございます」なんて行ったのか!<`〜´>)

また、23区特別区長会が23日に行われ、区長会として都に放射線量の測定を要請したということがわかりました。福島第一原発2号機、3号機のメルトダウンをやっと東電が発表しましたが、それから10週間も経った今でも「測定しない」と言い張るのは一体何なの?
先日のNHK「時論公論」でも言っていました。
「政府、地方自治体が国民、住民の生命、健康を守ると言う基本的な義務を自覚して行動することを求めたいですね」と。

全国一斉に「いっせーのせッ!」で測定して、その数値を公表することがなぜできないのでしょうか?

今、小さな子どもを持つ保護者の方が杉並区に「子ども関連施設の放射線量測定を求める署名活動が始まっています。
署名用紙のご請求は下記アドレスに。

こども・いのちネットワーク
e-mail kodomo_inochi@yahho.co.jp