NO! 「子ども 年20ミリシーベルト」基準

2011年5月25日 12時07分 | カテゴリー: こども 教育

不思議なことばかり起こる原発関連の処置

昨年、都市環境委員会の視察終了後に個人で立ち寄った「上関原発PR館「海来館(みらいかん)」子どもが描いた「原発はきれいなエネルギー」「ありがとう」などを描いたポスター。今は空しい。上関原発工事について山口県知事曰く、「工事免許の継続をしないも選択肢に入れる」と。
昨年、都市環境委員会の視察終了後に個人で立ち寄った「上関原発PR館「海来館(みらいかん)」子どもが描いた「原発はきれいなエネルギー」「ありがとう」などを描いたポスター。今は空しい。上関原発工事について山口県知事曰く、「工事免許の継続をしないも選択肢に入れる」と。
原発事故が起きて以来、「なんでそうなるの?」という状況があちこちで起きています。先日来書いていますが、放射線量の測定然り、情報のあとだし(操作か?)然り、市民は日々怒っています。放射線量の基準緩和も然りです。4月19日、文科省はこれまで学校等の校舎・校庭等の利用判断基準を1ミリシーベルトとしていたものを、20ミリシーベルトに引き上げて福島県教育委員会や関係機関に通知しました。これは一体どういうことでしょうか。

子どもが多くの時間過ごす学校に適用する数値とは到底受け入れられません。
「通常の放射線防護基準に近いもの(1ミリシーベルト/年、特殊な例でも5ミリシーベルト/年)で運用すべき。緊急時(2〜3日、あるいはせいぜい1〜2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのはまったくの間違いである」と内閣官房副参与を辞任した小佐古敏荘東京大学教授の弁です。

現状に合わせて基準緩和をする…どこかで聞いたことがある…そうだ!建築基準の緩和!第一種住専区域の高さ制限を緩和して高層マンション計画が出る。どのくらいおおぜいの人たちが建設業者と自治体を相手に闘うことに陥っていることか。「規制緩和」はよいことばかりではないのです。まして人に命にかかわる健康のことに関しては、規制を緩めていいわけがありません。

自民党の河野太郎氏が氏のブログで、「昨年の文科省の調査で、『10ミリシーベルト/年ではなく累積して放射線量が10ミリシーベルトを超えたあたりからがんによる死亡率が増えている』と報告されている。・・・・20ミリシーベルト/年を子どもに適用すべきではないのではないか。(適用すべきではない、と言いきって欲しいが)」と書いています。

いま居る子どもたち、またこれから生まれてくる子どもたちは、今後何十年もの間、原発事故の後始末を背負わされて生きていくのです。それなのに「年20ミリシーベルトはいやだ!」と声に出して抗議できません。子ども「20ミリシーベルト/年」基準の見直しに向けて声を出すのは私たち大人の責任です。