[議会三大がっかり—その2] 議員提出議案の印刷、帳合作業に議会事務局が手を貸さないのは絶対変です!

2011年6月28日 12時45分 | カテゴリー: 議会、選挙、政策

「議員の皆さん、議員提出議案をどんどん出してください。お手伝いは私たちがしますよ。お任せください!」というのが議会事務局だと思っていました。

今定例会で、議員提出議案を「杉並区立地域区民センター及び区民集会所条例の一部を改正する条例」「杉並区立高齢者活動支援センター及びゆうゆう館条例の一部を改正する条例」「杉並区議会議員の議員報酬および費用弁償当に関する条例の一部を改正する条例」の3本を出しました。

「議員提出議案○号」と議案番号が決まってから議案原稿が完成しますので、それまでは印刷ができません。その上、15日の議会終了後に議会運営委員会理事会があるというので、それに間に合わせねばなりません。午前中は、そね、小松、私の3人が登壇して一般質問を行っていたので、議案原稿に議案番号を加えて印刷を始めたのは15日の12時半から。同僚議員の小松久子さんと、私は印刷室にしがみついて3時間。やっと3議案が170部ずつできあがり、3時の休憩後にやっと議場に座ることができました。

議案7号は22ページ、8号も22ページ、9号は2ページ。それを両面印刷のもの、片面印刷のものがあるので気をつけながらそれぞれ170枚ずつ印刷をしていき、それを帳合して2か所ホチキスで留めて。作業中、ずーっと考えていたのですが、やっぱりこれって変です。
区長(区側)が出す提案だけでなく、議会にいる議員自ら議案を提案することが全国的に少ないことが問題になっています。議会は区長の区政運営をチェックするだけでいいのか、議員の立法権を行使して議会を活性化せよ、と。そのためには議員提出議案が容易に出せなければおかしい。議員が議案の印刷で議場に座れないなんて変です。

生活者ネットの都・他区市議会議員に聞いたところ、議員提出議案を出す場合、原版をつくって事務局に提出すれば、議会事務局は議案としての体裁を整えて作成し、必要部数をつくって用意してくれると聞きました。

議会事務局は議会が事務局を雇用する形式のはずですが、実際には区の職員が議会事務局の職員になっているのがほとんどです。議会事務局職員は中立であるのが基本です。臨時会で議員提出議案が5本出たうちの2本は4つの会派が提出者となって出した議案でしたが、彼らが印刷して帳合をしてホチキス留めをしている姿を見たことがありません。ご自分たちの大きな部屋で作業を行っているのでしょうか。

ちょうど休憩時間になって印刷室に顔を出した民主党の幹事長が「大変だね〜」と声をかけてくれました。「大変なんだから手伝ってくださいよ。皆さんが議員提案する時もこういうやって大変なんですか。見かけたことないけど」というと、「うちは人がおおぜいいるから」と。「事務局っていう仲間が?」とたずねたら「アハハハ…そんなことないよ」と。

大きな会派も議員提出議案を出す時、こうやってご自分たちでやっているのであれば一緒に「おかしい!」と声をあげましょうよ。
議会事務局は議員が議案提出をしやすくするために、版下作成、印刷、帳合、ホチキス留めの作業を手伝う、いいえ、引き受けるべきではないですか。

次の議運理事会の議題にしてもらいたい。