8年後のオリンピックをなぜ東京に持って来たいのか?

2012年4月4日 00時43分 | カテゴリー: 安心・安全

オリンピック東京招致の決議に思う

2020年のオリンピックおよびパラリンピックの東京招致を強く求める—議員27名から議案が提出され、賛成多数で「決議」が決まりました。

私たちネット・みどりは、オリンピックやパラリンピックの開催自体に反対するものではありません。しかし、今回の決議には、公共施設建設、政策課題の優先度、エネルギー面、安全面から検討した結果、東京で開催する意味が認められず、「反対」しました。

東京招致の意味を「東日本大震災、福島第一原発事故から復興した姿を世界に示すため」「世界中から寄せられた支援に感謝の気持ちを表すため」としていますが、いま、被災地は復興に向けてやっと動き出したところです。8年後に「復興した姿」、それも原発事故の被災地復興までもが終わっている、と考えていること自体、理解できません。

それ以上に信じられないのは、今議会で多くの議員が「4年に70%の首都直下地震が言われているが備えは万全か」と質してきたのに、その首都東京に招致しようとは。

都は前回の東京招致に150億円をかけて失敗しました。賛成の皆さんはお忘れなのでしょうか。招致に失敗しても誰ひとりとして、都知事だって責任取らないなんて変です。だから何度でも、どんな状況下であってもオリンピックの東京招致を決議する。
絶対、変です。