登下校途中の子どもの安全をどう確保するか

2012年4月29日 22時37分 | カテゴリー: 自転車・道路

自動車は走る凶器という言葉をいつも胸に

韓国には、道路に凸をつくって、車のスピードをセーブさせる仕組みがあちこちにつくられている。ホテルの駐車場やカーブのところにある。
韓国には、道路に凸をつくって、車のスピードをセーブさせる仕組みがあちこちにつくられている。ホテルの駐車場やカーブのところにある。
4月から新学期がはじまりひと月が経ちました。この間、登校途中の子どもをまきこむ事故が相次いでいます。事故に遭わない、事故が起きないための対策が必要です。

報道番組でキャスターが「全国の子どもたちの安全を確保するにはスクールバスしかないですね」と述べていました。本当にそうでしょうか。「目には目を」と一緒で「自動車には自動車を」という意味でしょうか。また、あるコメンテーターは「子どもが誘拐される事件がたて続けに起きたことで集団登校が始まったけれど、その結果複数の子どもが事故に巻き込まれることになっている。集団登校を見直す時期に来ている」と。それって1人だったらいいということ?どちらにも違和感を覚えました。

自動車社会と自動車優先社会は違います。歩行者が大事にされる自動車社会でなければならないはずです。自動車が優先である、と勘違いしていませんか。そして「自動車は走る凶器」であることを基本に据えた免許の授与が必要ではないでしょうか。

自動車は絶対優遇されています。道路交通法からしてそうです。話は自転車に飛びますが、五日市街道や青梅街道の車道を自転車で走っていると、これって絶対変!という場面にまま出くわします。たとえば、車道の左側を走っていて交差点に差しかかるとそこは左折ライン。私は直進したいです!とがんばって直進する体制をとると、「ビッビーッ!」とクラクションを鳴らされ、左折車に巻き込まれそうなります。なんで私がクラクションを鳴らされなきゃならないわけ?と「キッ!」とドライバーをにらみつけます(コワッ!)が、まさに命がけです。自転車保険に入っていますけど…、ってそういう問題ではないですね。

「日本は、歩行者優先教育、自転車優先教育がされないまま自動車社会に突入した珍しい国」という諸外国からの評価だそうです。だから日本への旅行者には「レンタサイクルに手を出すな!日本人ドライバーは自転車走行者の命を大事にしないから」という“おふれ”がでているとか。

歩行者と自動車事故、歩行者と自転車事故の報に接するたびに、優先順が、自動車<自転車<歩行者 になぜならないのか、と思います。ガードレールがない住宅街のなかの通学路は、自動車の通行が時間制限されています。せめて通学時間だけでも通学路に車を入れないようにできないものでしょうか。

ガードレールも以前は波型のものでした。(まだ波型のものも残っています)切断面が歩行者側、曲線面が車道側に向いていて、これを見たって自動車優先ですよね。歩行者が転んでガードレールにぶつかり切断面によってけがをする事例も報告されています。最近はパイプ型のガードレールに変わってきてはいますが。

ガードレール
 ↓
 歩
 道
 側

これに加え今回、警察や学校が被害者の個人情報を加害者家族に提供するという考えられないことが起きました。なぜこんなことが起きたのか、各組織で徹底的に検証し再発防止策を打っていただきたい。警視庁、教育委員会を抱える東京都、そして杉並区教育委員会もこれを他山の石とせず、もう一度注意を促していただきたいです。