いもをアイドルにした女子大。いもじょ、がみじょ、さがじょ…どれがお好みですか?

2012年5月29日 00時24分 | カテゴリー: 市橋あや子は考える

母校の評議員会に出席しました

これが噂の中吊り広告。twitterで「ホッとするポスター」と評価(?)されているのですが、だめですか?私は気にいっています。
これが噂の中吊り広告。twitterで「ホッとするポスター」と評価(?)されているのですが、だめですか?私は気にいっています。
昨年、母校相模女子大学同窓会の理事をお引き受けしたところ、今度は大学の評議員会に同窓会枠の委員として出席することになりました。

同窓会枠の評議員は私を含め3人。その中のおひとりに1945年卒(前身の帝国女子専門学校卒)の大先輩がいらっしゃいます。議案審議が終わろうとした時、その大先輩が、
「ちょっとよろしいですか。小田急電車の中のポスターでお芋をにゅーッと突き出しているのがあって、よーく見るとうちの学校のポスターでした。なんですか、これは。品性が疑われるものですよ。すぐにでもはがしていただきたい。どなたがこれをよしとしたのでしょうか」。これには学長もお困りのお顔をされて。

大先輩の隣りにいた私はニンマリ。(ポスターの効力満点!)と。
私が在学していた頃、相模女子大は「いもじょ」「がみじょ」と呼ばれていました。卒業後何年もしてから「さがじょ」と呼ばれ、「へ〜ぇ!さがじょ!?なんかうちの学校じゃないみたいね」と友人たちと言ったものです。「いもじょ」「がみじょ」いいんじゃないですか?おいも。お高くとまっていなくて、だれからも愛されて。問題は中身。何と呼ばれようともしっかりおべんきょしてください。

いま、大学の経営は大変です。国内におよそ500校あった4年制大学が、少子化社会になってから300校も増えて現在800校近くになったといいます。そのなかで、選んでもらえる学校になるにはどうするのか、という大きな課題があることが学校側から示されました。もちろん大学は学問をするところですが、就職率も大きな要素です。以前は「情報系」が学生に人気だったそうですが、いまは「食」「栄養」だそうです。

個人的には、人間社会学部が面白そうだと思います。まちづくり活動でご一緒している防災都市計画の専門家・村上處直さんは、「20世紀が“科学技術”の世紀だとすると、21世紀は“人の心”と“科学技術”の融合の世紀ではないか。今日的課題の環境問題・地球気候変動問題や安全問題は、科学技術はもちろん、その中核的課題である人間の存在を含めなければならない」「防災など危機管理は、実は社会学からの視点が重要」とおっしゃっています。地域のコミュニケーションや合意形成をつくっていくときに役立つ人づくりが期待されます。

いもをアイドルにした女子大。地域貢献度1位に輝く女子大。十分誇れる女子大だと思うのですが、「いも」…そんなにだめかなァ。