「あのぉ、議員の方はどちらに…?」―練馬区資源循環センター視察

2012年8月20日 12時22分 | カテゴリー: リユース・リデュース・リサイクル & 廃棄物, 活動報告

練馬区資源循環センターの食用廃油によるディーゼル燃料プラント。

杉並区のゴミを減らすための見学会

ゴミ0(ゼロ)社会をめざします-私はこの政策を掲げて区議会で活動をしています。
今回、ゴミ排出量の少ない順位を杉並区と1、2を争う練馬区に行ってお話しと廃油処理を見学してきました。見学先は資源循環センター(谷原1-2-20)。杉並・生活者ネットワークの環境部会の企画です。 

家庭から出る食用廃油(天ぷらやフライなどで使い終わった油)を区内42か所で拠点回収しています。それを資源循環センターのプラントでバイオディーゼル燃料(BDF)に精製して、区の清掃車に使用しています。いまのところ走行している清掃車1台と環境学習用のスケルトン車両1台とのことですが、いずれ清掃車として23台増やしていきたとおっしゃっていました。 

この燃料を使うと、自動車の部品にフィルターを入れねばならず点検整備が必要となっているため、その人権費がかかるのが悩みの種とのこと。以前、京都市を都市環境委員会で視察しましたが、京都市はこのフィルター設置はありません。石原都知事がディーゼル車の排ガスから出る“黒い粉”を振りまいたせいで都内を走る車にはフィルターが要るそうでそのメンテナンスに人手と費用がかかります。これがBDFの車が増えない理由になっていました。 

プラントを見学(写真上)しましたがそれほど大きな装置ではありません。年間1719トン回収して、そのうちの2.5トンがBDFになるそうです。残りは売却するとのこと。機械の価格は1900万円。ランニングコストは約200万円。リサイクル施策は経済性を考えたらとてもじゃないけどやってられない、とよく聞きますが練馬区もそのようです。捨てるよりいい、ゴミにしないことに主眼を置いた事業であることを理解しました。

練馬区では金属類の資源化事業(ゲームや携帯電話、小型家電製品の回収)を始めていました。さあて。杉並でもゴミ減量化に向けて、一歩踏み出せるか。ゴミ0社会を目指して今回の見学会を生かして提案していきます。

今回は環境部会として10名で訪問しました。練馬区の職員の方に「議員の方はどちらに…?」と聞かれました。そういわれれば曽根さんと私は「かりゆしウエア」、一緒の会派のすぐろさんはカジュアルウエア。そもそも、3人とも議員バッジ付ませんからメンバーと区別がつきません。みんなが興味あるテーマなので、部員からも深い質問がどんどん出されます。現職区議3人、元区議1人、これから議員になるやもしれない予備軍6人の見学会でした。

さあ、議員はどこにいる?