関西圏に市民自治をめざす政治グループが誕生するか否かの責任って、私?

2012年8月24日 09時27分 | カテゴリー: 活動報告

「代理人運動の現状とこれから」について話をする。手前の黄色い缶は、1986年のチェルノブイリ原発事故で、8000km離れた日本でも放射能の影響が出た煎茶(汚染茶)の缶詰をお土産に持って行きました。彼らは大飯原発の前で、また関西電力京都支社の前でデモを続けています。

あ・つ・い・・・。初めて夏の京都に足を踏み入れました。「京都は盆地だから夏はもの凄く暑く、冬はとても寒い」と小学校の社会科で習って以来、頭にこびりついて離れない京都の特長。ほんとに暑い!!!そんな京都になぜ出かけたのか?(渚ゆう子の歌みたい。・・・古いなー)

生活クラブ生協の関西圏(京都、大阪、滋賀、奈良)の仲間が「協同組合運動研究会」をつくり、社会問題を暮らしの面から論ずる月例勉強会を開いています。そこで、「代理人運動のしくみと現状」というテーマでお話をする機会をいただきました。
代理人運動は、生活クラブ生協運動の根幹です。

生活クラブ生協は文字通り「生協」ですが、他の生協と違うのは、組合員が直接かかわって消費材をつくる-つまり、組合員が生産・消費・廃棄の場面に関わっていこう、だれかに「お任せする」部分を極力小さくしていこうとしている生協です。私たち消費者は、スーパーなどお店に行って「買う」という行動をしていますが、本当に「欲しい」品物がありますか。選んで買っているようで実は陳列してある商品の中だけで選んでいる。「これでいいや」と買っている。これって「買わされている」のではないか・・・と気がついた人たちが購買力を集めて生産者に働きかけ、自分たちが「買いたい」と思う消費材をともにつくり上げ、それを利用(購入)しています。

しかし、共同購入活動では解決できない様々な制度上の問題がある事にも気づきました。暮らしの安全や豊かさを実現するための「制度」。それを決めるのは「議会」。であれば、区政、都政に主権者としての考えを提案していきましょう。これが代理人運動です。

しかし、Wikipediaでは「ひとりひとりの生活者の政治参加を代理する「代理人」を議会に送る運動」とありました。つい、「議会に送る運動」がクローズアップされがちですが、「主権在民(国民が主役)と憲法で謳われていることを実体化する運動」です。そのために、市民の声を集める「一言提案運動」や、それをもとに予算編成に提案する「予算提案運動」(これはPTAなどでも行っています)、これらの提案(政策)を実現させるために制度の決定の場=議会を使っていく運動です。そのためには議会に市民の代理行為をする人を送る-つまり議会に送るのは「手段」であって「目的」ではありません。

研究会のメンバーとお疲れさん会。

という話を述べに、京都に行ったのでした。さて、関西圏に市民がつくる市民のための政治グループが誕生するでしょうか。今ごろ責任を感じています。