遺族年金を請求する手続きはそりゃあもう大変!

2012年9月1日 00時55分 | カテゴリー: 活動報告, 福祉

マイルドハート高円寺で歩行訓練機に乗る

「綾子、この書類書いておいて。とてもじゃないけど字は小さいし何訊かれているのかわからない。最初のページだけ書いたからあとはお願い」と母。
「え~ッ!それくらい書けないの?どれどれ・・・」と私。見ると、亡くなった父の年金を母が受けるための「遺族給付裁定請求書」。その書類はまるで試験問題。まさしく最低請求書。

あなた(←母のこと)は現在、公的年金制度から年金を受けていますか。

1.受けている

2.受けていない

3.請求中

    制度名

     種類

81歳の母は、1.受けている・・・このあたりはまだいいのです。次に受けている年金はどういう「制度名」か、と訊いています。80過ぎの人に答えられるの?コレ。制度名というのは法律名のことらしい。別表から選択します。ア.国民年金法、イ.厚生年金法、ウ.船員保険法、エ.国家公務員共済組合法、オ.地方公務員等共済組合法、カ.私立学校教職員共済法・・・・とス.まで続きます。「お母さん、国民年金よね?」「そうよ」「じゃあ、ここは国民年金法で、種類?国民年金でしょー、やっぱり」「で、この年月日って何?」「加入した日じゃないの?」「いつ入ったの?」「年金手帳探さなくちゃ。あれ?どこに行ったかしら・・・・」と探策モードに入ってしまいました。ヤレヤレ・・・

制度名

年金の種類

年 月 日

年金証書の記号番号

国民年金法

国民年金  老齢 

 

  ???

1234  567890

と記入して、ん?なになに?
「年金の種類」とは、老齢または退職、障害、遺族をいいます。
なんでこんな欄外に書いてあるわけ?最初の設問のところの「3.請求中」のところでも「種類」を書かせるのだから注釈はそこに書かなくちゃ!ブチブチ言いながら「国民年金」と書いてしまったところを横線で消して訂正印押して「老齢」と記入。はい、次のページ! 

1ページ目に死亡した人の生年月日を記入しているのに、3ページでも再度書かせます。なんでまた書くわけ? 極めつけは遺族給付を請求する人への設問。3ページのウ。
「死亡した人が昭和61年3月までの期間において国民年金に任意加入しなかった期間が、次に該当する時はその番号を○で囲んでください。」
死亡した人、つまり父のことを言っているわけで・・・なになに?選択肢の1.は「死亡した人の配偶者(←母のこと)が厚生年金保険法の被保険者、組合員または加入者であった期間。」なにこれ?父が国民年金に任意加入してない期間に、母はどういう期間だったか?????もう、やだ!質問の意味が全然わからない。あと、あと。飛ばす・・・ 

「公的年金制度加入経歴」の欄。これは書けるけど資料そろえなきゃ書けない。自分の年金手帳を探している母に、「加入経歴ってあるけど記録ある?」と訊くと、「ん~、どこかにあったわね、それ」と今度は加入経歴書類の探索に。もうその時点で母の年金手帳の探索は中止となるのでした。

それこそ記号番号でデーターを持っているのは日本年金機構でしょうに。「ねんきん特別便」で確認しているわけで、そちら様がよ~くご存じのはず。年老いた遺族にこんなややこしい請求書を書かせないでほしい。これは書類が出てくるまでパス!まだ書くところは半分以上残っています。ふーッ! 

書きやすい請求書がなぜできない?請求させたくない、断念させたい、としか思えない。公的年金の書類の書きにくさに怒るのは私だけ?こういった苦情って日本年金機構に届いていないのかしら・・・・