「荻窪駅前まちづくりコンペ」公開審査は満席です

2012年9月6日 12時19分 | カテゴリー: 川・みず・みどり, 市民参加のまちづくり, 活動報告

山羊とミツバチ・・・いい線行っているのになぁ 

表彰式。優秀賞3つ(20万円)、佳作3つ(5万円)。

「これからの荻窪駅周辺まちづくりを考えるアイデアコンペ」(タイトル長すぎッ!)の第二次審査が公開で行われました。このコンペには全部で72の応募があり、第一次審査をクリアした6つの団体がプレゼンの機会を与えられます。仲間が「山羊とミツバチチーム」というグループをつくって、「自然との共生」を基本アイテムにしたすばらしい作品をつくり応募しましたが、残念ながら落選。その作品を落として入賞するのはどんなアイデアなのか見たい、と思って出かけました。

160席の公会堂小ホールは満席。第二次審査に残った団体の関係者が多いようでした。
第一次審査をクリアした6団体は全部区外の事業所、大学のグループ。区内のグループから「これはいただきッ!」というアイデアはなかったのでしょうか。この結果だと、なかった、ということですね。私たちプロの杉並住民としてあまりにもサビシイ。 

入賞した6つの作品は、駅前の緑を豊かにして、人・自転車での南北通過を容易にする。バス・タクシーと自動車の乗り入れ問題。荻窪ならではの産業をつくる、といったもの。
山羊・ハチチームの案は、「山羊とミツバチを飼う」というもの。山羊の糞は臭くない。小・中・高校の校庭で飼育して乳を搾り、山羊肉や乳を採る。ニホンミツバチは周囲2kmにある花から蜜を集めてくる。蜂蜜や山羊乳、山羊肉を荻窪の新しい産業として売り出す。クラシック会場の公会堂と駅の間にある居酒屋通りとは違う、音楽を聞いた余韻を楽しむプロムナードをつくる。そのなかに蜂蜜や山羊・乳料理を提供するお店を参入させる。また、通過だけの自動車は四面道から天沼陸橋をバイパスでつなぎ、駅前に入れない。線路は地上に置いたまま、地下をオープンスタイルにして南北往来を可能にする…など、6団体と同じことを言っているのになぁ。審査員の都市計画専門家はプロの図面を見慣れているわけで、市民の描く言わば曼陀羅絵図は理解されなかったのか、あまりにも具体的すぎたか、など思いつく落選の理由を探しております。 応募した全作品はインテグラルビルで19日から公開されます。ぜひ山羊・ハチチーム(ヤケッパチではない)の作品を見てください。

さて、区は「荻窪駅周辺まちづくり」について無作為抽出で区民を選出した「区民意見交換会」を開催しました。このやり方は、普段意見を言わない人に声を出してもらうにはよい方法ですが、運営方法を間違えるとある意図をもっての意見誘導になることもあり、運営を「大学等の公平・中立的な実施機関に委託して行う」ことがこのやり方の「基本」です。杉並区は「無作為抽出」「参加者に謝礼を支払う」「グループで話し合う」「話し合いの前に情報提供を行う」「結果を公表」というところだけを採用。専門家から「あれはプラーヌンクスツェレ(市民討議会)とは違う」という指摘がされています。(ハハーン、だから「区民意見交換会」としているのかぁ)早いところ修正せねば。