そうだったのかぁ!「総合震災訓練」は住民の訓練ではなかったのだ

2012年12月12日 01時42分 | カテゴリー: 安心・安全, 活動報告

都立和田堀公園の災害用トイレ。3か所のトイレの脇に30基ずつ穴がある。その上にテントのような上物を設置する。1か所3基だけ洋式便座が用意されている。絶対少なさすぎ。

今年は都立和田堀公園で総合震災訓練が行われました。どうもこの類の訓練は「住民はお客さま」。区報を見ると、「この訓練は防災関係機関(消防庁・警視庁・自衛隊・電気、水道、ガス、通信・医師会など・区)・地域防災会・中学レスキュー隊が連携して、災害時の相互協力体制の強化と防災活動の習熟を目的に行うもの」と書いてありました。やっぱり。 

区民にとって大事なのは、「食べる」「排泄」「寝る」この3つ。「食べる」については3日間何とかできれば救援物資が入ってくる(らしい)。それを信じて、ま、家庭に買い置きがあるし冷蔵庫になんやかんや入っているので何とかなるでしょう。「寝る」も、身の安全を確保しつつバタンキューと。問題は「排泄」。先ごろ終わった決算特別委員会で、都立和田堀公園の災害トイレ90基のうち洋式トイレは9基しかない。洋式トイレを増やす必要があるのではないか、と質したところ、区長の一言「洋式トイレ増やしてやれよ!」で洋式トイレが増えることがわかりました。(そういえば、私のこの質問のやり取りのあと、自民党区議が一般質問で「先の決算特別委員会において他の議員から災害用トイレに洋式が少ないことが指摘されたが、洋式化を図るべきと考えるがいかがか」なんて質問していました。私の質問に「検討します」という前向きな答えが出ているのに。答弁は「洋式化を図ってまいります」でした)。しかし、全部洋式にしなくともよいのです。だいたいがマンホールトイレが優れものではないのですから) 

住民にとって、災害トイレの収納倉庫のカギはどこにあるのか、どう組み立てるのか、水の流し方、水が出なかったらどうするのか、などの方がよっぽど必要な訓練だと思うのです。それを実行しようとすると、法人格を持たない住民有志グループは、「訓練」で公園を借りることができないのが現実です。どうにかして、意志ある市民が震災訓練ができるようにしたい。頑張ります!