「こういう世の中になると人間は戦争をしたくなるのよ」

2013年1月18日 08時20分 | カテゴリー: エネルギー, 安心・安全, 市橋あや子は考える

2012年12月17日、北朝鮮の「人工衛星」打ち上げで宮古島に配備されたPAC3を撤去するための機材を運搬してきた輸送艦くにさき(らしい)が宮古島を離れる場面に遭遇しました。

アルジェリアで天然ガスのプラント建設会社の社員が拘束された事件。一昨年亡くなられた山田小夜子さんの言葉が急に思い出されました。「こういう世の中になると人間は戦争をしたくなるのよ」
人質になっている方の安否が心配です。

夫が久々にガソリンスタンドに給油にでかけて帰ってきました。
「すごいぞ。リッター当たり7円も値上がりしていた。3日前にあがったそうだ。円安になるということはこういうことだ」
「円高で日本製品の輸出が伸びないだの経済が厳しいだのって民主党政権を批判して安倍政権を歓迎していた人たちが円安を喜んだ結果がこれ?」
「円安はすぐ価格に響いてくるぞ。円高の影響は時間が経たなきゃ庶民の懐に響いてこないけど、円安の影響はすぐ出る」 
「値上がりしたものを買う、企業が潤う、お金が回る・・・そううまくいくかな?財布の紐を固く締めちゃうけどなー」

安倍首相のオスプレイの国内配備への意欲、国防軍発言、憲法改正発言をつなぎ合わせていくとその先には「戦争」という二文字が私の頭のなかに浮き出てくるのですが、気のせいでしょうか。人質事件が勃発したことで、軍事行使の容認につながらないようにと思います。平和的解決、人質の方々のご無事を祈ります。 

しかし、昨夜から人質事件の民放のニュースを見ていて腹が立ったのは、「人質の安否が心配されますがその前にこちらをどうぞ」と深刻な表情をしたキャスターがCMに誘導。CMは仕方がないと思いますが、その中身。おなかを揺らして笑い転げるタレント起用のCM。TV局はもうちょっと考えたらいかがでしょうか。日本にいる人質になっている方のご家族はニュースを食い入るように見つめていることでしょう。CMに移るのだってもどかしい思いでTVの画面を見つめているわけです。それが、いままでのニュース報道と真逆のトーンのCMが流れるのです。それを見て驚き、腹立たしく思ったのは私だけでしょうか。CMだけではありません。チャンネルを変えるとお笑い番組が何一つ変わることなく放送されていました。深刻な事件報道はある一部の事柄で、一部の人の問題-TVという媒体が暮らしのなかに深く入っていった結果、現実が仮想になってしまっている状況に私たちは陥ってやしないか、と。CMに誘導したキャスターも怒るべきです。自分が率いてこの大きな事件を報道していたのにその空気をとんでもないCMでズタズタにされた。どうしてくれるのだ!と、なぜ怒らない!?

 昭和天皇が体調を崩され下血状態が続いていたころ、ある自動車会社のCMの「お元気ですか~」の音声が消されたこと、崩御された後しばらく日本公共広告機構のCMが流れたことに国内で賛否の声がありました。神経を使いすぎるのもいかがなものかと思いますが、気遣いがなさすぎるのはとっても問題。