「1年3か月前、子宮頸がん予防ワクチンにより重篤な副反応があった」―やっと区が認めた

2013年3月14日 10時28分 | カテゴリー: 福祉, 議会、選挙、政策

NHK「純と愛」に出てくるおじいのホテルの映像は宮古島の「ホテルサウスアイランド」。ホテルの入口脇に咲く花。

2月初旬、私ども生活者ネットワークに1本の電話が入りました。
中学1年生のお嬢さんが2回目の子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」を接種したのちに副反応が出て、1年3か月経ったいまも副反応に苦しんでいる。当時区はその副反応を知っていたはずなのに、「重篤な副反応はない」と議会で答弁している議事録は事実と違う、と言うものでした。 

区が2010年7月から始めた「中学入学お祝いワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)」のことで、このワクチンは任意接種です。これまで、同僚議員の小松久子さん、そね文子さんがその「副反応」について議会質問をしてきましたが、区は「一部、腕に腫れや痛みの事例は報告されているが重篤なものではないと認識している」と答弁していました。ところが区はこの時すでに医療機関から報告を受け、副反応が出た中学生を見舞い、重篤な状態であることを認識していたのです。私たち議員はその時の答弁、「重篤な副反応はない」を信じるしかなく、「予防ワクチンの接種に際しては、お子さんや保護者の方にこのワクチンの説明を十分行うように」と要望するにとどまっていました。 

区民が支払った大事な税金の使い道を決めるのは議会です。議員がしっかりと議会で判断するためには情報が必要です。議員は調査権を使って調べるわけですが、区だけでなく国や都が持っているデータを引き出したり、住民の声を収集したりします。こういう問題は、当事者家族か当事者を知っている人、または区側の発表からしかわかりません。今回は、副反応が起きて1年3か月目に当事者家族から生活者ネットと数人の他会派の区議に連絡が入り、知りました。ことは命にかかわる問題です。私たち会派(生活者ネット・みどりの未来)は、
1.区の「重い副反応はない」という答弁が間違いで、重篤な副反応に苦しむお子さんがいることを認めさせ、修正させる。
2.補償のありようが現実的でなく不備がある。このことを区から国に求めさせる。
・・・というスタンスで臨みました。質問にはそね文子さんが立ちました。

7日の質問で、「補償の不備について問題があることを区は認識している」ということは引き出せましたが、「重篤な副作用」については認めませんでした。引き続き13日の質問で「重篤な副作用」を認識していたのではないか、と問うた結果、前の答弁が虚偽であったことを認めました。

国は「子宮頸がんワクチン接種」の法定接種を閣議決定しています。こういう副反応の事例が隠されたまま、知らないで接種した人が副反応に悩まされることがないよう、また副反応がないにしても恐怖に駆られることがないよう「事例の情報」「相談窓口の開設」「副作用がない薬の開発」が必要ですが、そもそもこのワクチンの効果は6~9年と聞いています。12歳の中学生が接種してその効き目は18~20歳くらいまで。接種が始まる前までこの年代の人が子宮頸がんになって亡くなった人は「0」、つまり「いない」といいます。では、なんのためのワクチン接種なのでしょうか。命を守るワクチンによって体調不良に陥るなんてあって良いわけがありません。いま何よりも大事なのはこのワクチン接種を直ちに中止することです。