「善福蛙」立ち上げ集会はまたもや嵐のなかで開かれました

2013年4月7日 00時28分 | カテゴリー: 安心・安全, 川・みず・みどり, 活動報告, 議会、選挙、政策

西荻地域区民センターの第3、4集会室は参加者でぎっしり!

善福寺川を里川にカエル会、略して「善福蛙」の設立集会がありました。この会は、河川工学、環境分野の研究者たちが中心になって1年がかりで立ち上げたものです。島谷幸宏氏(九州大大学院教授)、桑子敏雄氏(東工大教授)、吉村伸一氏(吉村伸一流域計画室代表)のほかは多くが学生、院生です。「都市型河川を多自然型河川に」という研究テーマがあり、じゃあどの河川にするか。善福寺川でしょう、ということになったと説明がありました。それには当該地域の人と一緒に活動することが必要、ということで昨年、私が参加している神田川ネットワークに相談があり、区内で川、水、みどりの活動をしている団体をご紹介したところ、彼らは地道に各団体とネットワークを広げて今日を迎えました。 

人の暮らしと多様な生き物を育む自然が調和した場所は「里山」と呼ばれていますが、川バージョンが「里川」。善福寺川を地形、歴史、住んでいる人々の関心事からひも解いて、もっと身近な川に、昔の川に戻していきましょうと呼びかける新グループの誕生です。他のクループにとっても研究者の存在は有意義なもので、お互いが連携して「川」を暮らしに身近な存在にしていきたいものです。活動は楽しくなくちゃ続きませんし、「夢がかなった!」という実感も必要です。その責任を自覚しました。 

現在、東京都が時間降雨50㎜対策工事を済美公園下流から上流に向かって進めています。川近くまで民家が立ち並び、川幅を広げられないため川底を深く掘る。8メートル。すると、人々の暮らしから川はますます遠ざかっていきます。水を逃がす(溢れてもよいところに溢れさせる)ことで洪水を防ぎ、川に近い暮らしを取り戻す。そのためには合流式下水道の改善と地域ダム構想(雨水の浸透と貯留)の実現だと思っています。

小金井方式。野川が流れています。市をあげて雨水浸透桝の敷設に取り組み、戸建の40%以上に浸透桝が入っている。これは世界一だそうです。小金井市役所前には雨水浸透桝の見本が置かれています。このくらい本腰入れて取り組まなくてはだめ。窓口にチラシを置いておくだけではだめ。地下水保全条例や雨水浸透促進条例の制定を提案していきたい。

区のHPで見られる河川水位。6日23:20には宮下橋に続き、白山前橋、富士見橋が危険水位に!

昨年も善福蛙がフォーラムを開催した時、嵐でした。今日も嵐。蛙は嵐を呼ぶのか?
金曜夕方、区役所の庁内に「水防体制を敷きます。6日の16時にDチームは防災服着用のうえ参集ください」とアナウンスがありましたが、23時ごろから杉並区の防災課から河川水位情報が携帯メールにいくつもいくつも入り、避難所が5か所設置されたというお知らせも区のHPに載りました。いまの区の施策のままでは、洪水被害が出ませんようにと祈るしかない・・・って変じゃない?関根公園下に雨水貯留管が敷設されますが2021年完成。遅すぎ!もっと早くから、もっと浸透、もっと貯留をすすめなきゃ。