軍歌に包まれた特養「恵みの家」落成式でした

2013年4月10日 09時12分 | カテゴリー: 川・みず・みどり, 活動報告, 福祉

まだコルセットをつけていますが、おかげさまで姿勢は良いです。受付時にいただいた袋の中にはご想像のように「新約聖書」が入っていました。まだビール瓶しか持てないのに・・・。

社会福祉法人救世軍社会事業団が運営を担う、特別養護老人ホーム「救世軍恵みの家」(和田1‐41‐11)の落成式がありました。当日の式次第はいただきましたが、パンフはありませんでしたので内容はここをご覧ください。 

保健福祉委員を務めているこの2年間で4つの介護施設のオープニングに出席してきましたが、今回のオープニング方式は初めてで、好奇心の塊の私の目は「・」でした。 

施設に入る前に、前庭にて全員集合でブラス(金管楽器)の演奏を聴き、救世軍歌(軍歌!!)を歌い、感謝の祈りを捧げてテープカット。その後、3階の落成式会場に入りました。

前庭でのテープカットが終わってすぐ3階にあがったのに、1階で演奏されていた方たちがもうスタンバイしていました。すばやい!

式でもまずブラスの演奏、救世軍歌、開会のお祈りがあって聖書の朗読と続きます。経過報告と建設にあたった事業者への感謝状授与(これはどの施設のオープニングでも行われますのでなぜかホッとする)。で、再び救世軍歌を歌い、理事長からのメッセージとお祈りが行われました。都、区、評議員(元区議の梅田久恵さんでした!)から挨拶があり、ブラスの演奏、閉会のお祈りがあって落成式が終了しました。 

私が骨折して入院していた病院で入浴時、「介護施設の寝たきり浴機材は専門ですのでそりゃあ優れものですよ」と看護師さんが言っていた意味がよくわかりました。

10床ずつ4ユニット、80床全室個室です。そのうち10床はショートステイ用のベッドになりますので、入所者募集は70名。各部屋にはベッドとタンスが入っていて、入所者はそれ以外の必要なものを持ち込むことになります。讃美歌を山ほど演奏してオープンした「恵みの家」に仏壇を持ち込める・・・のでしょうね。 

ところで「救世軍」、皆さんはご存じですか。イギリスに本部を置いて活動する国際的なキリスト教(プロテスタント)の団体、とあります。歳末の「社会鍋」でご存じの方もいらっしゃるでしょう。しみじみプログラムを見ると「救世軍」と言うだけあって、発言者の肩書が中将、少佐となっています。皆さん、救世軍の制服(軍服って言うのかな?)を着ていらっしゃいました。 

そうそう、出席した議員におふたりの公明党区議がいらっしゃいました。「讃美歌、歌う?」と訊くと、「歌いますよォ、力いっぱい!」と。(へぇ、そうなんだぁ)といろいろ考えた落成式でした。

駐車スペースは2台。雨水浸透仕様になっていました。すばらしい!

日本は「在宅介護」に舵をきりました。とはいえ、それを支えるのは老人保健施設だったりこういった特養です。杉並区の特養待機者約2000人、うち重度介護の方は約1000人。「恵みの家」の申込者は587人。70人しか入所できないのですから517人が、また待機者リストに戻る。区は10年間で1000床の増床を計画していますが、どんどん増えるのに追いつけるのか。保育園に入れなかった保護者による抗議行動がありましたが、介護度の高い高齢者を抱えて青息吐息の家族だって元気だったら座り込みしたいくらいですよね。