福島原発から250㎞「も」離れているという認識じゃねぇ・・・

2013年9月5日 23時42分 | カテゴリー: エネルギー, 人権と平和, 安心・安全, 川・みず・みどり, 活動報告

23区内の12区に生活者ネットワークの組織があります。この日は各生活者ネットワークが自分のところの区報を持ち寄って品評会。よその区報を見ることは我が区報の良さ、改善点を見出す良い機会でもある。オリンピック招致で外国に出て行った人たちもそう。記者会見で日本の評価に気付く。(そうやって大金使って外国に行かないと気付かないのかなぁ)

 

オリンピック開催地が7日(日本時間8日朝5時)に決まりますが、ブエノスアイレスに着いた東京招致委員会が国内外のメディアに向けて記者会見をした、というニュースがありました。

海外メディアからは、東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題について質問が相次ぎ、質問6問中4問がこの問題だったと。委員会の認識は甘いだろうなぁと思って見ていたら案の定で、日本オリンピック委員会の会長は、「東京は非常に安全な都市。水、食物、空気は政府が責任を持って解決すると発表し、プロジェクトも発足して懸念はない」と説明。「(オリンピック候補地の)東京にとって放射能漏れが唯一の懸念材料になっているが」と問われると、「放射線量レベルはロンドン、ニューヨーク、パリなど世界の大都市と同レベルで絶対安全」と。
「IOC委員からも放射能漏れの質問が予想されるが、どう対処するのか」という質問には、「総理からも最終プレゼンテーションで説明する。福島は東京から250キロ離れており、皆さんが想像する危険性は東京にない」と答えていました。

汚染水問題は大した問題ではなく、放射能汚染で地元に帰れない人たち、漁業ができなくなっている人たちの存在は意識の外、という日本オリンピック招致委員会の認識がまる見えの会見でした。しかし、250㎞も離れているから心配ない、という鈍感さにはまいってしまう。8000km離れたチェルノブイリ事故で、当時あれだけ心配したっていうのに、自国の事故に対する認識はこんなものなのか?日本はオリンピック招致に力を入れている場合じゃないでしょ、と世界中から突き付けられた記者会見だったと思いました。そういう場面に遭遇して初めて「原発事故が起きた日本」の姿を世界がどう見ているかを知った、なんて言うのではないですよね。恥ずかしッ!