昨年の都知事選挙のことは鈴木にきいてください―都知事辞職に思うその2

2013年12月22日 09時59分 | カテゴリー: 市橋あや子は考える, 活動報告, 議会、選挙、政策

猪瀬氏5000万円問題を追及する総務委員会の傍聴券をもらった直後、テレビ朝日「報道ステーション」担当者からインタビューを受けました。この日(16日)、知事の辞職発言があればオンエアされたかもしれませんが、「秘書の鈴木に聞いてください」オンパレード発言だったため、陽の目を見ないインタビューとなりました。

「猪瀬事務所」はどこを指すのか、の答弁が出ないまま、質問は次に移りました。

質問者:昨年の知事選挙の時、ボランティアで手伝った人に対して日当が支払われていないのに領収書が出されていますが、これはどういうことか説明願えますか、知事?
知事:昨年12月の選挙のことは鈴木にきいてください。
 質問者:知事、一般論として伺いますが、例えば事務所を借りたら使用料を支払いますよね。その場合、領収書が発行されますね。そうじゃないですか、猪瀬さん。(←あーあ、とうとう“猪瀬さん”になっちゃった)
知事:昨年の12月の選挙のことは鈴木にきいてください。
質問者:猪瀬さん、私は都知事選挙のことは一切質問しておりません。一般論として、人に金銭を支払った場合、領収書が発行されますよね、とだけ伺っています。どうですか。
知事:昨年の12月の選挙のことは鈴木にきいてください。

 19日、政策に長けていたが政務は未熟であったとの発言を残し、猪瀬氏は知事を辞任しました。政務が未熟だったから5000万円を受け取り、手書きで「借用書 5000万円」と書いたものを公表したのか?

 ところで、今回急浮上して有名になった猪瀬氏の特別秘書鈴木重雄氏。何者か?石原慎太郎氏の秘書チームにいらした方らしい。ふ~む。ちょっとお粗末過ぎ。別に猪瀬氏のかたを持つわけじゃないが、知事にお金を受け取らせちゃだめじゃない?知事の行動を掴んでいなくちゃ。公務でなかったから同行しなかった?でも知事の車が動いているし・・・。うちの区長の秘書課長も、公務であればどこに行くにも区長に密着同行しています。年末、区長は“お仕事”で台湾に行かれますが「公務」なので秘書課長も同行されます。(そういえば、なぜ台湾の中学校と当区の中学校が野球の試合をするお付き合いに発展したのか・・・)

 猪瀬知事の辞任を24日の都議会が承認すると知事選挙です。いまのところ2月9日予定とされていますが、今後真夏の都議選の7か月後が真冬の都知事選、その5か月後が暑い杉並区長選、その9か月後が統一地方選(区議選)。
各選挙がバラバラに行われると、税金がその都度かかります。2017年の都議選は、前倒しで都知事選挙を行って都議選と一緒に行うとか、区長選は9か月延期して区議選に合わせるとか、もしくは、区議選挙を区長選挙に合わせて9か月前倒しするとか・・・。議員は嫌でしょうが、区民の賛成は得られると思いますよ。選挙のたびに杉並区では1億7千万円(ポスター掲示板設置代金、期日前投票、投開票経費)かかるのですから(都知事選挙だと東京都全体で約50億円ですって!)。それには、条例を変える決定を議会がしなければなりません。それを考えると、・・・・まず無理でしょうねぇ。