「島嶼(とうしょ)ってなんなんだ?!そんな言葉使っちゃいかん!」に思う

2014年2月15日 10時50分 | カテゴリー: こども 教育, 市橋あや子は考える, 活動報告

娘のところの長男(一般で言うところの“孫”)が書いた「硬筆書初め」が、東京都美術館に展示されているというので見に行った時のこと。自治体ごとにまとめられて展示され、入ったところが「島しょ」。あ、島の子どもたちだ、と思って眺めていると夫が「おい、この“島しょ”ってなんだ?」と訊きます。へ???
私より9年も長く生きている夫が「島しょ」を知らない・・・。

「これは“とうしょ”と読んで、東京の島部のことを言うのよ。本州以外に東京都のエリアがあるでしょ、海の上に。それを“とうしょ”って言うのだけど、“しょ”という字は難しい漢字なのよ。やまへんに興こすの同の部分が与えるという字の横一本がないヤツで、その代りその横一本がおまけのように最後の横一文字の上に立っているのよね」。その説明を聞きながら憮然とした顔をしていました。(はは~ん、ヤツは納得してないな) 

それからしばらく経った今日、昨夜の大雪の後の雨模様で天気予報を聞いていたら、「島しょ部では・・・」と。「ほらね~」と騒ぐと、
「島嶼という言葉は差別用語だ!大きい島に住む者が小さい島に向かって使う差別を込めた言葉だ。それを平気で使う者の気がしれない」と怒っていました。

「あなたたちはこの言葉を平気で使っているのおかしいよ。容認しているの?平気で使っちゃ、そりゃあだめだよ。役所言葉に毒されているんじゃないのか?」
なるほどね~。彼の言う意味も分かります。
「じゃあ、なんて言ったらいいの?」と訊くと
「小さい島々」
「え~、それもなー。小さいってどうなの?」
「じゃあ、ちゃんと伊豆諸島、小笠原諸島というべきだ」と。
まあ、それは正しい。皆さんはどうお考えですか?