「“夫のお墓”に入るのはイヤ」が6割の事情は…

2014年2月17日 15時48分 | カテゴリー: 安心・安全, 市橋あや子は考える, 活動報告, 福祉

小平霊園の樹林墓地ツアーの参加者。このツアーは大人気です。

NHK朝の番組「あさイチ」のテーマが、オンナの選択「“夫の墓”に入りたくない?!」を見ました。既婚女性1,488人に「あなたは“夫の墓”に入りたいですか?」と聞いたところ、6割がいいえと答えたというのです。その理由は、
・知らない先祖代々と一緒はイヤ
・遠い、縁のない土地にある
・夫の家族が嫌い
・墓守がいない(子どもに墓守をさせたくない)
・「墓」に納めてもらいたくない
・自分の親と入りたい
・そもそも夫が嫌い
・ペットと一緒がいい

男性はどうでしょうか。「夫婦は一緒のお墓に入るべきと思うか?」の質問に既婚男性1,295名のうち約6割が「そう思う」「ま、そう思う」、4割が「そう思わない」「どちらでもいい」との答えでした。

「一緒の墓に入る」は女性は4割、男性は6割。逆に言えば、「一緒じゃなくとも」が女性6割、男性4割。「夫婦は同じ墓に入るもの」という慣習にとらわれず、自由な発想で最期の選択をしたいと考える層がすでに広がっていることがわかります。 

「一緒の墓に入りたい」との答えの中に、「死んでいるのだから、たとえ現世で不仲でも一緒に入っていいのでは?」というブラックジョークともとれる回答が。私のまわりでは、家墓にとらわれずに個人で、または気の合う友人と一緒のお墓に納まりたい、という声も聴こえてきます。お墓のとらえ方が変わってきていることを感じます。 

杉並区は2012年2月に「杉並区墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例」を設置しました。これによって、「区」もお墓の経営主体になれることになったのです。いまの世の中の動きの中で、区営墓地を考えてもいいのでは・・・、というところで明日、このテーマで一般質問をします。