墓地の設置、「都や宗教法人の役割でございます」というミもふたもない答弁

2014年2月18日 16時42分 | カテゴリー: 安心・安全, 市橋あや子は考える, 活動報告, 福祉

小平霊園の樹林墓地。木々の下にお骨を収める。

今日、「区営墓地をつくってはいかがか」と一般質問をしました。

この質問の裏には、いま家族葬や密葬を選択する人が増えていて、葬儀にかける費用が低くなっています。一方、お墓は規制などがあり、そう簡単に数が増えないため、お墓の価格は下がりません。でも、お墓に入りたい人は増えているわけで、高い競争率となっています。社会現象としておひとり様がふえ、少子化で子どものいない夫婦や一人娘が他家に嫁いだ、子どもが遠くで暮らしている、お墓の継承者(墓守)がいない、など死後の始末として、お墓をどうしようかという世帯が増えています。このような社会状況になっていることへの認識を問うたところ、
「そういう傾向にあると認識してございます」との答弁。 

お墓の心配事や墓地の紹介、相談や問い合わせがないか質問したところ、年間数件(ヒアリングでは5~6件と言っていましたが)あるそうで、その場合、都営霊園などを案内している、とのお答え。区民から相談を受けて、そう簡単には入れない都営霊園を紹介するなんてヒドすぎ!

「区民ニーズを把握する調査をしないか、区営墓地を考える時期に来ているのではないか」と質問したところ、
「墓地は都と宗教法人の役割と認識しており、現地点で区営墓地を設置する考えはございません」と。ま、「現時点では」ですよね。そして、認識不足ですよ、部長。2012年2月に、区として墓地の経営をしようと思ったらできる条例を区はつくっているわけで、墓地は都と宗教法人の役割、だなんて。案外、大きな収入源になるのでは?初期投資が少なくて済み、高くはないが需要はエンドレスにあるのですから。

「都営霊園に入るには多くのお金と高倍率だし、そもそも空きがないわけで、簡単に入れるというご認識なのか」と、(怒らない、怒らない)と呪文を唱えながら再質問をしました。

「この間、チラシや広告を見ていまして、都営霊園に入るには大変だという認識はしてございます」と答弁いただきこれで終わるのかと思ったら、「現実から見て、区が区営墓地を設置するというのは大変厳しい問題があると認識してございます」と再度やらないとダメだし答弁をしてくれました。
繰り返し言わないで、もう! 

「墓地」というと、暗くてどんよりしているイメージがありますが、いま合葬式の樹林墓地や慰霊碑型墓地が大人気です。都立小平霊園や横浜市営メモリアルグリーンはお墓のイメージを180度変えるものです。 横浜市の場合、戸塚にあったドリームランドが売りに出された土地を市が買い、周辺住民からの理解を得て霊園にしています。

次にこの続きの質問をするときには、ビジュアルに訴えて質問することにしましょう。あきらめない!