学校給食「牛乳の味が違う」に思う

2014年4月24日 02時16分 | カテゴリー: 活動報告

川崎市や厚木市の小中学生810人が、「牛乳の味が違う」と訴えた事件がありました。
毎日飲んでいる牛乳の味を覚えている子どもたちは、味が変であることに気が付いたのです。私はこのことに、ある種の感動を覚えました。
「いつもと違う」
このことが大事です。要は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の味覚。
そして、子どもたちが「大豆の味」と言ったのです。
すごい!大豆の味を知っているなんて。

などと悠長なことを言っていてはいけないのですが、「原因を調査中」なので、そこは任せるとして、一つ不思議だったのは、報道で全然出てこなかった大人の感想。大人つまり先生や栄養士、調理師、メーカーの人は飲まなかったのでしょうか。子どもたちだけが味の異変を訴えていて、大人たちはそう思っているのかいないのか。メーカー側も「こりゃ、変だ」と言ったのなら報道してほしい。みんなが「変だ」と言った、と。

実は20年前、まだ家でビールを飲んでいた時代のことですが(今は55ホッピー単品専門)、いつものKビールのラガーを飲んだ時に「いつもと違う」と思ったのです。そこで別の缶を開けて飲むと、やっぱり変なのです。1箱買いをしていたのでメーカーに電話をしたら、さっそく飛んできました。

これ飲んでみてください、とグラスに入れて差し出したビールを担当者は口に含み、「・・・・・」と。決して「変だ」とは言わないのです。「感じませんか?おかしいでしょ、いつものラガーと違うでしょ?」Kビールの人なのだから自社のビールにプライド持っているだろうから「違い」に気付くと思ったものでこちらはしつこく「変ですよね」「違いますよね」と言うのですが、ぜ~ったい「変ですね」とは言いません。しびれを切らした私が、
「なんでこの違いが判らないのでしょうか?違いますよね」と。担当者は持参した新しい1箱を開けて、私に飲むようにすすめました。飲んでみると「いつものラガー」の味。「これはいつものラガーと同じです。これだったら文句は言いません。私が買ったのと全然味が違うけれど、違いませんか?」

彼は、私が買って開けたばかりの1箱を全部持って帰りました。そこでわかりました。メーカーは絶対自ら「変だ」とは言わない、と言うことを。そして、今日の牛乳事件のニュースを見ながら、それを思い出しました。

出だしの文章を私流に申せば、
「毎日飲んでいるビールの味を覚えている私は、味が変だということに気が付いたのです。すごい!」(なんのこっちゃ)

現在、川崎市、厚木市では牛乳給食を止めているそうです。
味の変化の原因究明が第一です。