哨戒機、ミサイルのまとめ買いで予算節約ってありなの?

2014年8月24日 10時11分 | カテゴリー: 人権と平和, 安心・安全, 市橋あや子は考える, 活動報告

BSニュースを見ていて思わず固まってしまいました。

国の財政が厳しいなかで防衛整備を進めるため、防衛装備品をまとめ買いして予算節約をする――という内容でした。となると、各年度予算で購入するのではなく「今後数年にわたり買い続けます」という契約をして各年度ごとに納品されるのか?すると「長期契約」になる?それって、特定の業者と長期お付き合いをすることになるわけで、かなりまずいんじゃないのか?・・・と思っていたら、
「原則禁止されている長期契約を可能にする法整備を進めていく」と、今回は解釈を変えるのではなく「法律を変える」と伝えていました。政権にとって都合がいいように法律を変えるって。国民の皆様の安全を図るために、という名目でしょう。これって、先の先まで防衛予算費を確定することになるわけでまずいでしょー。年度ごと防衛予算を見直さないと言っているのと一緒。

何をどうまとめて買うのかというと、
これまでは、毎年5機ずつ購入する予定だった新型哨戒機20機まとめて買う。イージス艦に搭載するミサイル防衛システムを今後造船予定のものと合わせて2隻分まとめ買いをする。戦闘機のミサイルを3年分まとめ買い。
これらをまとめ買いすることで1,450億円節減されると試算している、という内容でした。

節約、結構ですが、こと防衛費に関しては、各年ごとに決算審議をしたうえで次年度に必要な自衛予算が計上されるべきです。とにかく、集団的自衛権行使容認を閣議決定した政権です。この節約案で浮いたお金(税金)を防衛費の何に充てようとしているのかが見えません。どーせ、政治献金を山ほど積まれ、官僚に考えさせたことなのでは?この方針からは、軍需産業の活性化と武器輸出の促進、周辺国への威嚇、アメリカに対して「日本もちゃんと準備するから守ってね。尖閣諸島と竹島は日本のものなんだから」と安倍さんがイッヒッヒと笑っている姿しか見えません。

節減したから一般会計に戻しましょう、高齢者福祉、障がい者福祉、保育園の待機児対策などに回しましょう、というのならあっぱれですが・・・ねぇ。