河川整備工事による樹木の伐採は、住民に復植計画を提示して行え

2014年10月10日 23時39分 | カテゴリー: 川・みず・みどり, 活動報告, 議会、選挙、政策

瞬間時間降雨112㎜という集中豪雨により杉並区は約2,000戸が床下、床上浸水被害を受けたのは9年前の2005年9月4日。私が議員になる前のことです。
それ以降も、2007年7月、2009年10月、2013年、2014年6月29日、7月24日、9月10日と浸水被害、道路冠水があり、今回、一般質問で、水害対策について質問しました。

東京都建設局は、時間50mm降雨対策として善福寺川の下流から河川整備工事を行っています。現在、善福寺川宮下橋(大宮八幡宮下)の上流を工事中ですが、都立和田堀公園内ということもあって、左岸の樹木がそれも大木が多く切られました30本~40本ほど伐られました。昨年の説明会でも「伐る」と説明され、住民側は「伐るな」と反論。結局、伐る前に住民側にどの木を伐るかについて説明することで折り合いをみました。

その後、住民側は現場で説明を受けたのですが、ばっさり伐られて明るくなった善福寺川を目の当たりにした住民は黙っていられないのは当然です。住民の皆さんも、洪水対策は必要だとしていることから、「復植計画を策定して住民に提示することが必要。区は都に対して復植計画を住民に提示するよう求めよ。また、尾崎橋に工事が及ぶことから、桜の名所でもあり、後継樹計画(跡継ぎの苗木を植える計画のこと)を立てるよう、都に求めよ」という質問をしました。

桜の寿命は人と同じ60~80年と言われています。副区長をされていた菊池さんにうかがったところ、当時10年ものの桜を植樹して今年で40年経つとのこと。つまり、あと10年後には植え替えの時期を迎えるわけです。実際、ここ数年、桜の倒木が増えているというお話を聞きました。

区からは、都に対して復植計画、後継樹計画を含め、環境面に配慮した整備を求めていくとの答弁でした。環境保全と洪水対策を同時に満足させねばならないので現場は大変です。でも、技術が向上しているのだから、それくらいできないでどーする?

地域が雨水をもっと貯留・浸透させる力をつけることが必要だし、それは可能なことだと思います。地域で雨水を下水管に入れないで保持する、持ちこたえるようにするには「地域ダム」づくりですね。雨水浸透マスと雨水貯留タンク設置を杉並区民が住む家の標準仕様にしたい。