幹線道路の路上プリント「自転車とまれ」表示は危険です

2015年8月1日 10時17分 | カテゴリー: 安心・安全, 市民参加のまちづくり, 杉並 あれやこれや, 活動報告, 自転車・道路

梅里地域の方から下記ご意見をいただきました。

妙法寺に向かう方向から見た表示。自転車がここで「止まれ」。この道幅で自転車が止まったら自動車はどーなる?これが事故防止策だというのであれば想像力の欠如としか言えないでしょ。

「五日市街道から松ノ木3と堀ノ内3の間を抜けて妙法寺を通って環七に抜ける区道。小路と交差する地点の優先道路上に「自転車とまれ」のプリントがある。小路の方に「自転車とまれ」があるのは納得がいくが、あの道路幅の優先道路の方に「自転車とまれ」と書いてあるのはどう考えてもおかしいし危険。もしそれだったら自動車も「とまれ」にすべきだろう。子どもが学校で、このマークがあったら一旦止まりなさい、と習ってきているせいか、子どもは止まる。しかし、大人、それも白色自転車に乗った警察官だって止まらない。それなのに「とまれ」はないでしょ。優先道路を走る自転車の子どもが止まるから、道路幅が狭いところを走る車も急ブレーキかける。その方がよっぽど危険。自転車とまれマークを消してほしい」
このような意見を区に出したら、下記返事が来たというのです。

「自転車とまれ」の路面標示は、交差点内での事故を防止するために設置しているものです。ご指摘のようなケースもあるかとは存じますが、当面はこの対策による効果を見極めてまいりたいと存じます」

という返事が来た、というのです。こりゃ、ひどい返事です。提案の意図が届いていないし、現場を知らなさすぎ。「ご指摘のようなケースがあるかとは存じますが」って、存じているなかで事故があったら、区の「過失」ではないですよね。確信犯ですよね。私も奥田雅子区議と現場を見に行きました。こういう条件の道路にこんな表示をしていいのか、というのが率直な感想です。このことによる効果・・・ないでしょ、危険しか。

五日市街道に出ようと信号待ちをする車。路側帯に踏み入れなければ対向車が通れないくらいの道幅しかない。自転車が止まったらどういうことになる?まだ、写真撮影時は15時ごろだから交通量はまだ少ない。

担当所管に連絡をしたところ、
「 優先道路に「自転車とまれ」とプリントしている箇所はご指摘の所だけじゃなく区内に何か所もありますよ」というお話。
―それ危ないじゃないですか。
区内のその表示を(適当かどうか)これから点検して、検討していこうと考えているところです」
―すでに該当箇所のところについてご意見があるのですから、そこの優先順位を上げて対処していただきたい。私も見てきましたが、危険ですよあれは。どうしても、書きたいなら自動車も「とまれ」にしなくちゃ事故起きますよ。(「日本珍百景」に応募しちゃうぞ、とは言いませんでした)
「あの箇所は、最近舗装をやり直したところで、前にプリントがしてあったのが薄くなってもいたので再度描いたわけでして・・・」
―その時、このマークを再度描くのは妥当かどうかというのは考えないのでしょうか。
「業者に委託しているので、業者は元通りにするんです」
―消せないんでしょうか。
「消えにくい塗料になっています、自動車が通るので」
―そうだ!その上に黒色塗料をのせれば消えますね。
「黒色塗料ははげるんですよ」
―はげない黒色塗料ないんですか?はげないのは白だけ?
「 難しいんですよ、そこが。私たちもやったことがあるんですが」
―ということは、消したほうがいいという箇所もある? 
「ま、そういうことも含めて8月頃にかけて点検していきます」

とまあこんなやりとりがありました。
このマークは、警察の指導で1977年からやっているそうです。はげてしまって気付かなかったものが、当該箇所のように舗装を新しくやり直したことで再度再整備され、白色くっきり目立ってきている。表示が目立つのは良いことですが、40年近くも前のやり方が今でも通用するかどうか、周辺状況に叶っているかどうかを点検してから再整備いていただきたいと思います。自動車への規制との整合性が失われたとしか言えません。

今夏は猛暑になっています。点検する職員の皆さま、ご苦労さまです。