みんなと一緒がいいー富山型デイ「わかば」(氷見市)

2015年10月14日 12時14分 | カテゴリー: 活動報告

いろいろな人が一緒にいられる富山型デイ「わかば」。視察のメンバーも混ざって景色にまぎれ込んでいます。「ウォーリーをさがせ」状態に。

杉並ネットには、環境部会、福祉部会、子ども部会、国際平和部会があります。
私は、環境と福祉部会に所属しています。各部会は、区内区外を問わず参考事例を学びに行きます。今回、福祉部会として富山県富岡市と氷見市に「富山型デイサービス」の現場を学びに出かけました。富山型デイで有名な「このゆびとまれ」がありますが、今回は氷見市の「わかば」と高岡市の「ひとのま」に総勢8名で伺いました

まず「わかば」。富山型デイの特徴は、多くが空家を利用して行われていて、「誰でもおいで」というものです。「わかば」も空家をまるごと1軒借りて事業を行っていました。

伺った時には障がいがあるお子さん2人、小学生2人、高齢者が10名ほどが思い思いのスタイルで、そう「自宅でくつろいでいる」感じで、新聞読む人、寝転がっている人、テーブルを囲んでおしゃべりをしている人、ベッドで腹ばいになって寝ている子、 主題をやっている子、テレビと一緒に体操している人、リハビリをやっている人、床に座ってジュースを飲んでいる子、そのサポートをしているヘルパーの方たち・・・。その場に溶け込んでいて、誰がケアする人なのかされる人なのかがわからないといった「家族」のようでした。

リハビリをする人も・・・

高齢者は高齢者だけ、子どもは子どもだけ、元気な人はこっちで、体が不自由な人はこっち、というように分けずに居られるのがいい、と思いました。

そこでボランティアをしているのが、数年前まで杉並に住んでいた私たちの仲間です。杉並からご夫妻でこの土地に移り住み、ボランティアをしながら氷見での生活を楽しんでいる姿を見て、「住み慣れた土地で自分らしく暮らし続けたい」と多くの人が思っていると思い込んでいましたが、案外違う土地で新たな暮らしを求めるというのもありなのか・・・と思った瞬間でした。

誰もが「ちょっと行ってくる」と出かけられるご近所さん、という「居場所」。これからはこのような場所が、地域にもっともっと数多く必要だと思いました。

1階はデイで使い、2階は相談室になっている

さぁ!やることはたくさんある!(しかし、氷見の魚はめちゃくちゃ新鮮でおいしかった!氷見に移り住んだ仲間も言っていました。「魚の競り市場の2階にある店で飲んだ味噌汁があまりにもおいしくて氷見への移住を決めた」って。胃袋を掴まれた、ってわけですね)