「聾(ろう)」の方に防災情報を届けてほしい

2015年12月5日 15時49分 | カテゴリー: こども 教育, 人権と平和, 安心・安全, 活動報告, 福祉

ろう者の健康を守る会(ろう健)の皆さんが、「防災」の学習会を開きました。仲間の防災士でもある木村はるみさんを講師として紹介したこともあり、会場の練馬区役所に行ってきました。(練馬区役所内の19階、20階の会議室は、行政使用がなければ市民に貸し出しをしています。小会議室、中会議室、交流会場、多目的会議室があります)
大災害が起きた時に必要なのは、まず自分の身を守る、生き延びることで、そのための情報が必要です。

先ごろ全世帯に配られた「東京防災」(都が無料配布したものが書店でも売られているそうです) についても健常者向けになっている、ろう者には手話で伝えてほしいところがあると言っていました。自治体では、障がい者対応はなかなかできていないのが現状です。高齢者のサロンにしても誰でも参加できるとしていますが、現実には手話ができる人がいないとろうの方は難しいです。

写真をクリックすると全体が見えます。講師の木村はるみさん(左)、手話通訳者(中央)、ろう健の関根真明さん

今回は、自主的に開いた講演会「生き延びるために」を学ぶ講演会でした。普段はご自分たちの健康を守ろうということをテーマにした講演会を行ってきた「ろう健」ですが、生き延びることも命にかかわるテーマだということで今回の学習会になりました。区が行う健康講座にしても大規模なものは手話通訳、要約筆記が付きますが、小規模な会場での講座では手話はつきません。

ろう健の方と何回か同席しているうちに、手話ができるといいな、と思うようになりました。私に一所懸命話しかけてくれます。私の口元を見て理解してくれますが、わからないところもありその場合は筆談しています。英語より手話だ!(英語できない(T_T) )ちょっとでも基本だけでも教わっていたらなー、と思います。

ろう者の方たちが居酒屋で手話を使って会話をしていたら出て行けと言われた、という記事を見たことがあります。なぜ追い出されなければならないのでしょう。手話に対する、ろう者に対する差別が歴然としてあるということ。来年4月からやっと施行されるのが障害者差別禁止法。そして今、手話言語法の制定を求める運動が行われています。応援していきたいです。